見出し画像

80歳の座長公演 池乃めだかさん

池乃めだかさんが脳梗塞で入院していたことを、今さら知りました。今はもう退院されて舞台にも立たれているそうです。子供の頃からテレビで見ていた方だったので、ちょっとドキっとしました。


今から30数年前に一度お会いしたことがありますが、テレビで見るよりも2割増し小さなおっさんでした。いや、2割減で小さいというべきか。いずれにしてもテレビでみるよりも、実物の方が小柄な方という印象でした。

大阪出身の私としては、土曜のお昼は新喜劇を見ながらご飯を食べるというのがお約束のようなもので、毎週毎週テレビで放送される舞台を楽しみにしていました。

新喜劇は、商店街や旅先の旅館などが舞台になる人情喜劇。ストーリーは毎回そう大きくは変わらないし、登場するキャストもたまにゲストが登場するくらいでレギュラーメンバーはほぼ毎回同じ。
それなのに、毎週毎週、学校が終わったら(昔は土曜日も授業があった!)ダッシュで帰宅して、テレビをつけてご飯。
何にそんなに魅了されていたのだろうと思うこともあるけれど、恐らくは関西人にとって新喜劇は慣れ親しんだ地元というか、実家というか、食べなれた白いご飯というか、そういう当たり前の日常に欠かせないもののような。(あれ?大げさ?)
すごく特別なスペシャルがあるわけではないけれど、日常の中で大切な何か。そういう存在なのかもしれない、と。


新喜劇は未だに愛される存在であるし、おそらくこれからも愛されていくのだろう。
池乃めだかさんもかなりご高齢になってきているけれど、これからも多くの人を笑わせて楽しい気持ちにするのだろうな。どうかお元気で、ますますのご活躍をお祈りしています。

サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。