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成功率75%は決まって当然?

PKってめちゃくちゃ緊張しそうですよね。
(サッカーのW杯予選を見ながら書いています)

私はサッカー未経験で、たまにテレビで代表選を見るくらいのド素人です。
けど、PKは蹴る方が圧倒的に有利で、守るゴールキーパーが圧倒的に不利だということは知っています。

よく「決めて当然」とか言われることもありますが、勝負がかかった肝心なところでエースストライカーが外してしまうなんていう悲劇のシーンを見たこともあります。

ドイツの体育大学のダニエル・メメット教授によると、性別や社会人・高校生といった種別に関係なく、PKの成功率は75%前後として報告されているそうです。

成功率が75%というと、4回蹴ると3回は決まるけれど、残りの1回は止められるか、枠を捉えられずに外してしまうということです。

失敗率 25%。

さらに研究によると「絶対外すなよ」とプレッシャーが大きくなるような声かけをするとミスの確率は上がり、「絶対決めてやる」と本人が強い決意を持つ選手の方が、「決まったらいいな」という楽観思考の選手よりも、成功率は高いという数字もあるそうです。


成功する見込みが高いけれど、失敗してもさほど驚くほどでもない75%という数字。


これ、なんとなく人生におけるチャレンジも似たような感覚を持ってしまいます。

「絶対成功させるぞ」と意気込んでチャレンジするのか、「なんとかなったらいいな」とふんわりトライするのか。

また、75%(8割がた成功する)と思うのか、25%も失敗してしまうと思うのか。

オプティミスティックな自分とペシミスティックな自分が脳内で綱引きをしている図が浮かんできますが、気分次第で結果が変わってしまうのならば、とりあえずはうまくいくことだけ考えて蹴り抜いてみるのがよさそうです。


でも、国を背負ってのPKなんてプレッシャーが凄そうですね。
サッカーに限った話ではありませんが、アスリートの皆様のメンタルの強さには脱帽です。




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