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次につながる失敗と後に引きずる失敗

仕事でも私生活でも時として人は失敗をしてしまうことがある。

「失敗しない人は、何もしない人」という言葉もあるが、何もしないことは、長期的に見るとマイナスに作用することもあるので、それすらもある意味では失敗と捉えることも出来る。


この「失敗」にも色々な種類があるように思う。

例えば、未経験の難しい課題に挑み、期待した成果が得られなかったというような失敗と、過去に何度も取り組んでいて、成功率がほぼほぼ100%というような状況で発生した失敗では、それぞれの意味が違っているように感じる。

前者は、期待した成果が得られないこと自体は失敗ということになるかもしれないが、新しい挑戦自体には価値があるし、大きな学びを伴うことが多い。また、成功までのプロセスの一環という捉え方だって出来る。

後者については、成功させる方法も分かっていて、当たり前に実行も出来ていたにも関わらず、失敗してしまったというのは、何かしらのミスや油断による場合が多く考えられる。防ぐことが出来た失敗。もちろん、そこからも学ぶべきことはあるのだろうけれど、成功率が100%近くになる過程のどこかで、既に経験したようなことが再発しているとも考えられるので、前者の失敗に比べると学びや気づきは小さい。

そして、後者の失敗は「何でこんなミスをしてしまったのだろう?」と自分自身を責めてしまったり、情けなく感じたり、ネガティブな感情と共に心に残ってしまうことがある。すなわち、後に引きずる失敗である。


なぜ、こんなことを書いているかと言うと、私が最近でそういった「後に引きずる失敗」をしてしまったからである。
社会人を20年近くやってきて、ついうっかりというのも恥ずかしくて口に出せないような失敗。それこそ「何でこんなミスしたのだろう?」と自分でも理解出来ないくらい。

でもまぁ、ミスしてしまったものは仕方がない。過去は変えられない。
この状況をどうリカバリーしていくのか。失敗の経験自体は苦いものでも、そこからの学びはどこかで活かされる(と、信じてやるしかない)

はー、やってまった。インパクトの大きさで言うと、それほど大きなものではないのかもしれないけれど、引きずるわー。
明日まで引きずって、切り替えることにしよう。

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