タコパは多幸PA

最近たこ焼きをお店で買わなくなった。

それはコロナの影響で外食しなくなったからではなくて。この2年3年くらいかな。お店でたこ焼きを買わなくなっちゃった。

なぜか。

それは、自宅でするたこ焼きパーティー、いわゆる『タコパ』をしてみんなでたこ焼きを作って、出来立てのアツアツをハフハフ言って食べるのがおいしいって思ってしまっているからだ。

もちろんいろんなお店があって、いろんなバリエーションがあって、そこで買って食べるたこ焼きだってとてもおいしいし、お祭りで食べるたこ焼きだっておいしい。お店で鮮やかにたこ焼きをクルって回している職人さんをみるのもとてもたのしい。

でも、やっぱり家族や親しい友人たちとワイワイ、キャッキャ言いながら食べるのって最高に楽しい。

鉄板に火をつけて、油引きでタップリ油を塗って、アツアツのところにスーパーで買った出汁とか山芋とか入っている粉をたっぷりの水で溶いた液をいれる。

ジューーーーーーって音が鳴っているところにすかさず大きく切りすぎてお代官様から注意されたタコ入れて、キャベツと紅ショウガと揚げ玉と。

ひっくり返すのはちょっとしたコツがいるけれど、失敗かなって思っても意外と最後はうまくいく。子供たちも大きくなったけど、たこ焼きをひっくり返す姿は昔から変わらずに楽しそうだ。

それを見てるのが好きだ。みんな笑顔だ。

子供たちなんて飽き性だから、1回2回とひっくり返したらもうやらなかったりして結局最後はオヤジが頑張るんだけど、多分どこの家庭もおんなじじゃないかな。でもそんな残り作業も楽しいもんだ。オヤジは家族の為に張り切るってもんだ。ヘイラッシャイ！！

あ、鰹節がねぇ！！
なんて、奥さんには強くは言えないが、1年に数回開かれる我が家のタコパは笑顔がいっぱいだ。

鍋をやるよっていうよりもタコパやるよっていう方が子どもたちが喜ぶ。
そんな姿をみて僕も奥さんも喜ぶ。オヤジもオフクロも子供たちの笑顔にはかなわんね。ヘイラッシャイが響き渡る。

時々甥っ子や姪っ子たちも参加して、笑顔がさらにいっぱいになる。

タコパは多幸PAだと思う。
幸せがたくさん集まるパーキングエリアだ。

これから年を重ねていっても、多分こうやってみんなでつついて、クルってまわして、出来立てのアツアツをハフハフ言って、白髪が増えた僕や奥さんと、今の僕と同じように立派な太っ腹になった子供達。その中に孫たちも増えたりしたら、もっともっと幸せな気持ちになれるんだろうな。

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「THE NEW COOL NOTER 賞」開催のお知らせ

「THE NEW COOL NOTER 賞」という　みこちゃん主催　の私設賞が開催されています。いろんな賞があって結構盛り上がりを見せている模様。

新規作品だけでなく過去作品の応募も可能で、過去作品に「#THE_NEW_COOL_NOTER賞」 とだけつければもう参加OK。

いろんな賞があって、賞金なんぞもでちゃったりする。太っ腹。
僕はおなかだけ太っ腹だけど。。。

詳しくは以下のリンクを開いてみよう。ちぇけら！！

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