京都芸術大学通信教育課程イラストレーション科 6月

さて6月に入り、春期の怒涛の課題提出を終え、一旦落ち着いた。

入学が遅かったせいもあり、4月半ばから学習を始め、5月末までの提出だったので正味1ヶ月半。

この間に6教科分の提出を終えた。
我ながら頑張ったと思う。
というかこれが限界。

フリーランスだからこそできることであって、普通に働きながらじゃまず無理だと思う。

春期は美術解剖学、レイアウト・構図、ウェブスクーリング(クリスタ、ジェスチャードローイング、色彩基礎)、造形基礎を提出。

この中で一番手間取ったのが美術解剖学であり、一番難しかったのが色彩基礎、そして結構きつかったのがジェスチャードローイング。

美術解剖学は人体の骨格図を描いていくのだが、私的には面白みはなく、前職で散々人体解剖図は見慣れていたので苦行でしかなかった。
が、何日もかけて何とか終了。

レイアウト・構図はジブリ作品を参考に、結構楽しく制作できた。

クリスタは動画で、初心者向けに手順を詳しく説明されているので、色々な機能を使いながら絵を描いていく。

操作はAdobeで慣れている人ならば、そこまで難しくはない。

でもTwitterで上げている学友たちの作品が本物と見紛うほどすごいものばかりだったので、自分も頑張りながら何とか終了。

これも描いている間は楽しかった。
本当にTwitterをやっていなかったらもっと適当な作品を出してしまうところだった…
お尻を叩いてくれる学友たちに感謝。

色彩基礎では、初めて意識的に、計画的に色を選び着彩することとなり、色の選択とはこんなに難しいのか、と改めて感じた。

でも明度や彩度を調整しての色の選択、補色や色彩遠近法など知らないことばかりで、とても勉強になった。

今後絵を描いていく上でとても役に立つだろうと感じる。

そして色彩を勉強してからプロの作品を見ると、本当に基本に則って描かれていて、だからプロの作品はアマチュアとは違うのか!と感じた。

プロとアマの違いは線やイラスト自体の違いだと思っていたので、色彩がこんなに違いをもたらすのだとは考えていなかった。

何日も苦しみ、結局最後は背景も同色の予定だったのを補色に変更し、何とか期限内に提出。

ジェスチャードローイングは、他のウェブスクーリングの動画と違い、ただ受け身で見ているだけではなく、実際に手を動かさなければいけなかったので、疲れている時は動画が進まず、また提出用のファイルを作るのも時間がかかり大変だった。

でもその後、街中で歩く人々をドローイングしたところ、以前より早く形を捉えられていることに気づいた。
大変だが、ちゃんと結果が出ていたのだ。

造形基礎は静物画のデッサン。
久々のデッサンだったが、デジタルイラストばかりで疲れ気味だったので、紙に描くというアナログな行為に癒され、救われた気がした。

課題を提出し終え、6月は何をしよう、と思っていたが、月末までは春期のウェブスクーリングの動画が見られることに気づいたので、今はヨーロッパの景色に癒される芸術史や、仏像を素描する美術史(日本)をメインに進めている。
芸術史は1つの動画が3~5分程度なので、とても見やすい。

6月はレポート、素描をメインとし、7月のウェブスクーリング開講までは、しばらくデジタルイラストはお休みしたい。

でもクリスタ2は受講できるので、そちらはクリスタの操作を早く覚えたいこともあり、受講しながら操作の仕方を学んでいく。

メインビジュアルは課題が壮大すぎて、じっくり考えたいので夏期の提出は厳しいかと思っている。
キャリア論は対象の講師は選んだので、後は少しずつ進めていく。

来年は仕事が忙しくなる可能性があるので、なるべく今年中にたくさん単位を取っておきたい。

とりあえず夏期が始まる前の、6月の進捗状況でした。

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