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泣きながら微笑んで ~AKB48・大島優子の懐古録~ #32

■ 2012.8.25 映画「闇金ウシジマくん」公開初日

先日「ひかりTV」の某映画・ドラマチャンネルにて2012年に優子が出演した映画「闇金ウシジマくん」が放送されていた。公開当時仕事の関係で東京に住んでいた私は「ウシジマくん」の公開初日に渋谷ヒューマントラストに赴いた。映画の内容は「闇金」というダークサイドを舞台にしているうえ、優子が演じた「未來」も母親が作った借金を「出会いカフェ」で稼いだ金で返済しているうちに心が病んでいくという重い役だったので、何度見ても楽しい映画だとはとても思えなかったが、現場が当時人気絶頂のアイドルだった優子に変な遠慮をせず難しい役どころを与えてくれて、優子も現場の期待に十分応える演技をスクリーンで見ることができたことを私は嬉しく思っていた。

その「ウシジマくん」の公開初日に優子はAKB48の「夢の舞台」であった東京ドームの2日目公演に臨んでいた。5万人のAKB48ファンが東京ドームに足を運び、ステージ上の優子たちに声援を送っていたと思われるが、私個人的にはAKB48の東京ドーム公演は「後付けの夢」だと思っており、「ウシジマくん」の公開初日が8/25に決まってからは「大島優子の夢」を応援する者として「東京ドームに行くのは何か違う」と私は感じており、東京ドーム公演を見に行こうとは露ほども思わずチケット確保に奔走することはなかった。「見える姿は豆粒ほどでも、その場(ドーム)にいることが大事」なんて語っていた人も当時いたようだが、そもそも私がAKB48や大島優子と出会ったときに「AKB48(優子)が東京ドームで活躍する姿」を想像したということはなく、優子の応援を通して優子が人気者となり、映画やドラマ業界関係者の目に止まった結果、「女優」という「優子の夢」が叶うことを自分は望んでいたので、東京ドーム公演に入場しなかったことに対する後悔の思いは全くない。ただ、あの当時予想できなかったことが一点だけある。

まさか、「ウシジマくん」で共演した林遣都と優子が結婚することになるとはねぇ・・・(笑)

(#33につづく)


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