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二階堂瑠美プロ、EX風林火山へ

本日麻雀Mリーグ2021ー2022シーズンドラフト会議において、前シーズン優勝のEX風林火山はドラフト二巡目で二階堂瑠美プロ(日本プロ麻雀連盟)を指名した。前シーズン中から1名の補強を公言し、新メンバーオーディション大会の優勝者(松ヶ瀬隆弥プロ(RMU))を一巡目で指名することとなっていたが、滝沢和典プロ(日本プロ麻雀連盟)の退団により、急遽二人目の補強を強いられることとなったEX風林火山だったが、ここで瑠美ちゃんを指名してきたことに驚きを感じたものの、古くから二階堂姉妹を見てきた者にとっては「胸熱」の展開。ドラフト後の藤沢晴信監督のインタビューにおいて「二階堂姉妹のブランド力」に期待したいというコメントがあった。また、最終的に瑠美ちゃんを指名しようと決めたのは、阿部一二三と阿部詩が兄妹同日金メダルを獲得した7月25日ということで「今年は兄弟姉妹がいいのではないか」という願掛け的なものもあったようだ。因縁の滝沢プロがKONAMIに指名され、佐々木寿人プロとの「タキヒサ」が実現することとなり、それに対抗するには十分の知名度とインパクトではあるのだが、瑠美ちゃんが実力的にタッキーの穴を埋めてくれるとは思えない。それでも「二階堂姉妹」が揃ったことでの様々なシナジーを期待せずにはいられない。実際「堅い麻雀」をするイメージのあるEX風林火山に「三色大好き」な手役派の瑠美ちゃんが入ることにより、新しい風を吹かせてくれるのではないかと思っている。

■他チームのドラフト動向

セガサミー 東城りお(日本麻雀プロ連盟)

雷電 本田朋広(日本麻雀プロ連盟)

KONAMI 伊達朱里紗、滝沢和典(ともに日本麻雀プロ連盟)

連盟以外の加入はEX風林火山の松ヶ瀬プロのみとなった。雷電とKONAMIは戦力的にも満足のいく補強と思われる。特にKONAMIにタッキーが加入したことは間違いなく最大のトピック。瑠美ちゃんを含めて新たな女流プロが3人加わったが、Mリーグという業界のショーケースには「知名度」や「華」が必要。伊達プロは声優業も行っており、アニメファンの取り込みなんかも考えての指名なんでしょうかね。

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