理想は地方の老舗店

ずっと、私の中の個人開発の理想は「地方の老舗」って言っていますが、そのことについて詳しく書いたことがなかったのでちょっと残しておきます。

個人開発は進化しなくて良い

前職の仕事柄、様々な企業の社長と会ってきましたが、中小企業のオーナー社長さんがあらゆる仕事の中で幸福度が高い印象がありました。

その世界を知らない人にはちょっと信じられないかもしれないですが、みなさんが知っているような地元の企業はもちろんのこと、あまり有名ではない小さな会社でも、上手く行っている企業は本当にお金持ちです。

おそらく、今、あなたが想像した10-100倍お金持ちです。

でも、彼らはお金持ちだということは言わないですし、表に出しません。時々高級車に乗っていますが、それくらいです。

彼らは地方での競争の頂点に立ち、目立つことはなく、必勝のノウハウを築き、高利益を享受しています。これは間違いなく戦略であり、そのために計画的に行動しています。

それで、個人開発は、ネット上で「一人親方や地方の老舗店」を実現できる可能性がある「隠れた真実」だと思っています。

「隠れた真実」というのは、ピーターティールの本「ゼロ・トゥーワン」に書かれている言葉で、「皆んながまだ気づいていなかったり間違っていると思っているけど、本当は真実である事柄。つまり、一見「偽」であるが、本当は「真」であるモノ」を指します。

これは私の独断と偏見ですが、世間一般は、個人開発をチーム開発や企業開発、起業の前段階の状態と捉えているようです。

ではなく、個人開発の形態のまま、自分一人でコントロールできる最大規模まで伸ばす方が良いというのが私の考え方です。これが私の考える「隠れた真実」です。

ネットで調べ物をしていると、素晴らしく便利なサイトを発見しますが、運営元とか書かれていないサイトが多くあります。おそらく、あのサイトの何割かは個人開発者が運営していると思います。その人たちはSNSでも一切登場せずに、人知れず利益を稼いでいるはずです。

ということで、これが私がいつも言っている「個人開発の理想は地方の老舗」という言葉の意味です。

終わり。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?