見出し画像

詩: パーフェクトな境界線

コーヒーを淹れる音を聴いている

私が満たされていくみたいに

落ちていく黒い液体を注視する

この線までこの線まで

これ以上はダメ

パーフェクトな境界線を見極めて

カップの8分目まで注いだら

幸せな朝の出来上がり

雨の降る朝はコーヒーが似合うと君は言う

本当にそうだと思う

/かとうなみさ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?