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詩: 文鳥

手のひらであたたかな生き物が眠っている
私もだんだん眠たくなる

そろそろお家に帰ろう?

ピッと強めに鳴いて
片目を開けるあたたかな生き物

イヤイヤずっとここに居たいのと
真っ直ぐな瞳で見つめるあたたかな生き物が
手のひらにぴったりくっついて
離れたくないとアピールする

今日もずっと握られている
あたたかな生き物

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