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詩: 正反対な僕ら

君が綺麗な言葉を紡いでいる間に
僕は独りよがりな言葉を思い浮かべる
本能的で短絡的な言葉たちを並べながら
理性的な君の羽衣を羨ましく思うんだ

君と深い水底に落ちるように
生産性のない行為と思考に溺れてみたい

正反対な僕らは混ざり合って無彩色になる
いつまでもグレーな時間を君と過ごしていたい

君はどう思う?


/かとうなみさ

※ヘッダーにはkaede5557さんの素敵な写真を使わせていただきました。ありがとうございました。

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