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詩: 肌の温度

独り占めが好きなあなたの
香りは忘れてしまったけれど
狂気のような肌の温度を
可笑しいくらい覚えている
同じ温度になりたかったけれど
今はもう違う肌の温度が
あなたに張り付いている
私の肌の温度を
あなたは覚えている?


/かとうなみさ

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