見出し画像

社会福祉士会の成年後見って?

 社会福祉士会には、『権利擁護センターぱあとなあ』という成年後見のシステムがあります。

成年後見制度
成年後見制度は精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように家庭裁判所に申立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です。援助する専門職としては、弁護士、司法書士、社会福祉士など。

 この、社会福祉士会の成年後見について、社会福祉士会に入会した頃から疑問に思っています。

 社会福祉士会から成年後見人として仕事を得るには、3年間の基礎研修を受けて、さらに成年後見の研修を受け…約5年研修を受け続けなければ、成年後見が出来ないような『縛り』があります。
 なんで、こんな縛りを社会福祉士会の内々のルールで作っているのか理解できないのです。

 先日、基礎研修1を終えて、ますますその疑問が深まりました。

  ボクが受けたその研修は、どうみても、みんなで仲良く『学校ごっこ』。


 教えてる方も教えられる方も

『自己研鑽』だ!

って自己満足して喜んでいる、そんなふうにしか思えませんでした。


『市民後見人』制度があります。

 市民後見とは、一般の、無資格の市民の後見人や市民後見法人によって行われる後見を言います。

『市民後見人』

いわば、

『素人の方までも、後見人になってもらいましょう!』

こんな制度ができるくらい、後見人の制度が進んでいない、後見人が足りてないのが実状です。


 研修で何年もダラダラ時間喰ってるなら、実務を会でフォローする形で、社会福祉士会の方からどんどんと会員を売り込みに行きゃ良いのに!と。

 世間では、後見人を必要としています。

  なのに、世間の流れと逆行した、社会のニーズを掴めてない、会のもったいぶった感じが、どうも納得いきません。

 ボクの成年後見人に関する考え方が、甘いのでしょうか?

 ボクは、

どうしても成年後見人になりたいんや!

ではないのですが、とても気になる案件です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?