啓蒙思想の『啓』では、キョトンとされてしまう。
自分の名前にある『啓』の字を伝えなければいけない時、いつも悩んでしまいます。
ひと昔前は、クレージーキャッツの谷啓さんの『啓』と言えば、通じていたんです。
でも、谷啓さんが亡くなられてからは、さすがにお名前を使うのが、ためらわれて…
若い方で、ご存知ない方も多いようです。
啓蒙思想の『啓』では、キョトンとされてしまいます。
相手がラグビー好きの人とわかっているなら『啓光学園』、関西の、野球好きの、お年を召した方、なら元近鉄の大投手『鈴木啓示』さん、などと使い分けられるのですけれど、初対面から相手の好みなんて掌握していない場面がほとんどです。
最近は
『手紙の書き出しの、拝啓の、啓です!』
というのを使っていますが、『敬』と間違われる方が意外に多い…
今どき、『拝啓』から書き出すような手紙を書いている人なんて珍しい存在、仕方ないかもしれません。
何かほかに良い例えはないものかと、思案中です。
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