フィクションですので、実在の人物や団体などとは、一切関係ございません。
この話は2007年頃を舞台にしています。
当時、放課後等デイサービスは、まだ身近にありませんでしたので…
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#ガイドヘルパー
③【小説】 さくら坂のほのかちゃん ガイドヘルパーのさっちゃん
(一)
「ほのちゃん、今日、凄かったんですよ!」
「ふふっ、昨日の夜ね、シンクロのテレビ、食い入るように見てたもん。
きっと今日、潜ってばっかりやったんとちがう?」
さすが、ほのちゃんのママだ。
すっかりお見通し。
「ぐるぐるまわったり、逆立ちしようとしてプールの水飲んで、ゴホゴホいって、それでもめげずに水へ突進してましたよ!」
ほのちゃんのママと話していると、とっても楽しい。