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友達は、いた方がいい?

近所のたこ焼き屋さんにて。今日はお店は閉めるが店舗は開けて、廃材や絵の具、段ボールやボンドなどなどを自由に使える工作日。

おカネはいらんよ、材料費もタダだしねーっと、ご本人も子供と一緒に自由に創作してはるのだけど、、あまりにも丁寧に見てくださるので親の私はビールを注文し、片手に今日もノコギリを教えてもらっている息子を眺めたり、娘と一緒に塗り絵を楽しんでいた。

今日は工作教室の存在を教えてくれたYさんがきていた。息子と同級生のおばあちゃん。おばあちゃんなんだけども、めちゃくちゃパワフル。そのパワフルの根源はどこにあるんやろうと思ってたけど、、、ついに謎が解けた気がする。

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「今日も〇〇公園でお兄ちゃんの試合を見に行ったのに、あの子ったら帰りにここに寄るって聞かないのー!」と言って、Yさんはすでにハイボールを飲んでいた。いろんなご縁があって、実は私が幼いころに近所に住んでいた御方なのだが、大人になってからまさか一緒にお酒を飲む仲間になろうとは(世の中はほんまに狭い)。

この日もいろんなことをお話したが、そのパワフルなYさんの今日の名言は「友達はいた方がいいわよ!!!」って。

そう。
友達の作り方を忘れた私への、新しいメッセージ。

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旦那が飲み友達のような私なのだが、言われてみれば友達は少ない。友達もいるにはいるが、同じように家事育児と仕事でドタバタだしだいたいワーママ。双方気楽にランチとかそういう雰囲気でもない。独身時代の友人たちの大半は海外出身のパートナーがいたから日本には今はおらず、繋いでくれた本人もカナダに数年前に引っ越した。

思えば結婚してから仕事仲間以外、友達らしい友達と過ごす時間は指折数える程度である。

そんな中、Yさんの体験談は本当にどれもキラキラしていた。友達が友達の波を呼ぶ。そんな感じ。外とのつながりを今でも存分に楽しんでいるようだった。

スキーをしに北海道に行こう!と誘われたら孫ともども関空ルートで最安プランを探してチャレンジしてみたり、大人から始めたピアノで知り合ったご友人と意気投合したと思ったらクラシックのチケットが余ったという話が舞い込み、ヒョイっと特等席でお友達と一緒に楽しんだり。

多分、自分自身の知らない世界の軸をきっちり持ってはる人を「見極める目」がある気がする。相手の持つ世界観に痺れて、惚れて、ダイブする。自分丸ごと。そうして全身で心の底からお友だちと一緒に楽しむ。各々の感覚で。

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友達って、なんだっけなー。

ちょっと忘れかけてた感覚だったから、ちょっとずつ手繰り寄せてみたいなあ、、、。そんなふうに思ったのでした。

最近訪れたドッグランにて。愛犬が誰かを追いかけるの図。

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