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しごとのはなし ~講座の企画~

前回、仕事に関して書いた記事にもあったように、結構長いこと生涯学習、社会教育という分野で勤めておりまして、たくさん「講座の企画」ってのをやってきました。自分がプライベートでやっている音楽系もあれば、全くノータッチで過ごしてきた陶芸とか絵画とかも。知らない知識をインプットしていくってのも面白いのですが、やっぱり自分が「知ってほしいこと」を他人に伝えていくというのは、思い入れもあるし、よりやりがいがあるなと思っています。

そんなわけで、今わたしが手がけている講座についておしらせを。

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そうなんです。前回の記事でも紹介した「コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術」の著者である、阿部広太郎さんを講師にお迎えした講座を行います!

今年度実施する講座の企画をいろいろ立てた中であった「言語化の力をつけよう」というテーマを自分が担当することになったとき、ぜひ阿部さんを講師としてお招きしたい!ともちろん思いました。しかし、こうしたご時世でそもそも講座が開けるのか…というところで様子見の続く日々。そして、夏の手前あたりでこちらもある程度めどが立ち、思い切ってTwitterのDMで打診をさせていただき、ここに至りました。

当初は本当に簡単な企画書といいますか、概要書に近いものをお送りして打ち合わせをさせていただいたりと、これまでの自分が講座の企画を進めるときと同じようなかたちでお話をしていました。そんな折に、オンライン授業を提供している学びの場「Schoo」で、阿部さんの「心をつかむ超言葉術」の授業を受けたんです。

その日のテーマは『「伝わる企画書」阿部広太郎の返信』。ひとつ前の授業で出された課題を阿部さんが受け取って返事をするという内容だったのですが、これが非常に刺激的でして。

なんだか、他のスクー生のみなさんの熱意といいますか、そういったものに比べると自分の提出した課題が持っていた熱量って低いんじゃないだろうかと、ふとそんな気持ちになりまして。そんなもやもやが生まれてきたところであらためて、自分の仕事に向き合ってみたんですね。

一旦頭の中を整理して、あれこれひねって書き上げて、阿部さんに再び送った自分の講座の企画書がこちらです。

自分が阿部さんの著書を読み、授業を聞いたことで学んだ「企画する」ということをもう一度振り返って、自分の講座の企画書を再作成したんです。

”好きを伝えることができたら、社会はどう変わるだろうか”

視点や考え方が素晴らしいと思うからこそ受けて、聴いて、伝わってほしいと思っていますが、そこでもう一歩進めて考えてみたら、小さなことでもいいから「社会が変わるきっかけ」になったらいいな、という気持ちにたどり着きました。自分の中に持っている言葉の力を高めることで、好きな"もの"や"こと"を「言葉にして伝える」ということができたら、たくさんのつながりが生まれていくのではないだろうか…。そんなところに期待をこめて、今回の講座を行えたらいいなと考えています。

詳細はリンクからご覧ください。基本的にはお住まいの、あるいは在勤か在学の青少年が参加対象なのと、より濃い学びを…という考え方のため定員も少ないのですが、申込みの状況によってはそれ以外の方も参加できます。応募の締め切りは10月30日。多くの方に情報として届きますように…。

今のわたしはといえば、今回行う講座を受講される方よりもひと足先に受けているような、そんな気分です。さっそく言葉との向き合い方を学び、実践してみて、手ごたえを感じていることがオフラインの場で直接伝わっていくことを想像すると、なかなかわくわくするものです。2日間で計4時間。短いとは思いますが、その中でどう贈られ、どう受け取っていただけるか、たのしみ。

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