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集客が伸び悩む理由? それは“ティラミス”を売っているから!

こんにちは。「1人サロン」の先生、加藤ヒロキです。

12年間、1人でサロンをやってきた経験に基づいて、無理なく長く続けられるサロン作りのアドバイスをお伝えさせていただきます。

今回のテーマは、あなたは自分の施術を売りすぎていないか?についてお話いたします。

「 自分の施術を売って、何が悪いのよ!? 」と思われたかもしれませんが、最後までお付き合いくださいね。

突然ですが、あなたが、「ピラティス」を提供しているサロンのオーナーさんだとしましょう。

腕に自信のあるあなたは、自分のピラティスをアピールしたくなるかと思います。

しかし、お客様は「ピラティス」という言葉そのものを探しているわけではありません。

お客様が本当に求めているのは、「腰痛を改善したい」「体の不調を整えたい」という具体的な結果。

ひょっとしたら、多くの方は「ピラティス」と「ティラミス」の違いすらよく分かっていないかもしれません。

そこで、いくら毎日頑張ってSNSでピラティスをPRしても、知らない方にとっては「ティラミスの新種?」と間違えられてしまうかもしれませんね。

それだけ、施術名をPRしても、お客様には響かないことが多いのです。

※実際、昔、腰痛に悩んでいたお客様に「ピラティスなんて合うかもしませんよ。」とお伝えしたら、「もう甘いものは結構」と返されたこともありましたとさ。

本当にお客様が求めているのは「施術」ではなく「結果」

腰痛に悩んでいる方は、「腰痛を和らげる方法」を探しているのであって、ピラティスという名前に特別な興味があるわけではありません。

たとえこちらがピラティスを一生懸命にPRしても、彼らには伝わりません。

それよりも「マット1枚で、自宅で簡単にできる腰痛改善の運動」というように、具体的な効果を伝える方が効果的です。

私自身も過去に、自分の技術名や施術にこだわりすぎて失敗したことがありました。

施術名を押し出してばかりで、肝心のお客様のニーズに気づかず、結果的に響かない…。

これは、多くのセラピストが陥りがちな罠なんですよね。

9割のセラピストがこの失敗をしているのではないかと思いますし、また気づかないるのではないでしょうか。

お客様の視点に立って考える

大切なのは、お客様が何を求めているかを知り、その結果をアピールすること。

施術名や技術にこだわりすぎるのではなく、「腰痛を和らげたい」「体の不調を整えたい」といった、彼らの悩みに対する解決策を提供することがポイントです。

たとえば、ピラティスを前面に押し出すのではなく、「腰痛改善に特化した運動プログラム」や「体力年齢を若返らせる運動」といった形で提案する方が、お客様にとっては響きやすいです。

まとめ:施術名ではなく「結果」に焦点を

お客様は、ピラティスや特定の施術名を求めているのではなく、その施術によって得られる効果、つまり「結果」を求めています。

施術名にこだわるのではなく、お客様の悩みに応じた結果をしっかりとアピールすることが集客の鍵です。

お客様が求める結果を見つけ、長く愛されるサロンを作っていきましょう!

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