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写真は欲を写すもの

青山裕企さんの女子学生も
蜷川実花さんの造花も
荒木経惟さんの性的な描写も

すべては撮る人の欲が
写真となって表れている

「写真とは欲を写すもの」
なのだと、ふと思った

それは著名な写真家に限らず
日常に溢れている写真すべてに
撮る人の欲が写っている

誰かと食べた食事
気になったお店
ふと目に入った一輪の花

誰が撮る写真にも
必ず撮る人の欲が写っている

そしてその欲は
その瞬間の感情と直結しているのだ


欲の数だけ写真がある
世の中は人間の欲で溢れている

そんな中写真家を含め
芸術家になる人たちは
自分自身の欲に忠実な人である

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