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学ぶということ

 昨日から教育カウンセラーの資格を取るための勉強を始めました。メンタルトレーナーの資格と並行しての勉強です。テキストを読んで、ノートにまとめ、頭の中に整理していく。無理のないように、自分なりに時間割を立てて進めているつもりです。が、久しぶりの勉強らしい勉強です。思った以上に疲れます。
 学校に勤めているときも新しい情報・知識・スキルを身につけることはありましたが、それらは使っていくうちに覚える、というものでした。教育学部を出ているので(数十年前のことですが…)、全く知らないというものではないですが、やはり知識を覚えていくというのは大変です。
 大変なのですが、その知識とこれまでの経験とを照らし合わせながら考えていくと、より理解が深まるのも事実です。そういった点で今やっていることは、楽しくて仕方ありません。

 ただ単に知識を詰め込んでいくだけでは面白くないことが、自分の経験と重ね合わせるだけで面白いものに変わる。そんな体験が学校でも必要だと改めて思います。「学ぶ」の語源は「真似ぶ」と言われます。真似ることから始めたことが自分の力になる。それらをいくつも身につけ、真似ることを忘れた時、再び真似ることに立ち戻ることで、新しい発見があるのかもしれません。
 だから51歳になっても、学ぶことはたくさんあります。知らないことがたくさんあることに気づかされます。

 学ぶって「いとをかし」です。

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