【復刻】いい景観でメシが食えるのか〜もうひとつの「ただいま、つなかん」②
2011年の秋、半年かかったがれきの片付けがようやく終わり、ボランティアたちもずいぶん減る中、私は唐桑半島に残り、コミュニティ誌づくりを始めます。
ハード面では見る見る片付いていくまちとは裏腹に、被災した人たちの心はむしろ疲弊感を増すばかりで、よし、今こそ「夢を語る地元の人にスポットを当てよう」と意気込んで取り掛かりました。
初回のインタビュー先は決まっていました。そう、学生ボランティアの拠点「ツナカン」の一代さんです。被災しながらも、いつかここを民宿にしたい!と夢を語る