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教師じゃない僕が教育現場で思うこと

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2021年2月の記事一覧

高校生に気仙沼の10年をまとめてもらいました「8歳の震災、18歳の未来」

震災10年企画はじまります「8歳の震災、18歳の未来」 東日本大震災から10年が経ちます 筆者が気仙沼に移り住んで10年になる春でもあります その節目に、気仙沼の10年を伝えたい。でもどうやって伝えよう? できれば気仙沼のすっぴんを見せたい。化粧をしたって仕方ない そうか、18歳の高校生の声を聞いてみよう 彼らの10年前は8歳。ぎりぎり震災の記憶が鮮明な最後の世代 「10年前の震災?はっきり覚えてますよ」みな口を揃えます 彼らの10年前は8歳。もう震災前の記憶がない最

子どもに「将来何になりたい?」と聞くのはもう時代錯誤、と思った話

中学校でのお話です。 「将来何になるの?」 「マンガ家。でも親はなれないからやめろって言う。私、マンガ家になれますか?」 はて。 絶対なれるよ!だからがんばれ!と励ますのは簡単だけど、なんか薄い。「とりあえず…大前提として」時間稼ぎ気味に答え始めます。 「親は反対しがちだよね。やっぱり我が子が心配だから。自分も10年前、就職けって東北に行くって言ったときはえらい怒られた。なんでこんな怒るんだろうっていうくらい、親父に怒られた。だから、親の反対はあんまり気にしなくてい

新教育格差は融けるか?高校生とClubhouseを使ってみた感想

毎週高校生とオンラインで集まって、ゼミを開いています。ゼミと言っても私が何か教えるワケではなく、高校生が各々取り組むプロジェクトをブラッシュアップする「探究ゼミ」や、Society5.0のツールやサービスについての動画を視聴して対話する「未来ゼミ」をやってます。 メガヒットSNSの黎明期を体感したいアワードが終わり高校生の探究活動も一区切りついた1月27日のことです。「新しいSNSだってー!」と妻からLINE。ネット記事のリンク。 「音声版Twitter」として、今話題の