SDGsのお手本は二宮金次郎(尊徳)!

二宮金次郎は、あの銅像から想像するように働きながら勉強する、だけの人ではないんです。最近では、ながらスマホを助長するとかで撤去されているとか。残念。大きな誤解です。

そんなことをいう私も農業界に入り、なんだか現代の二宮尊徳だと恐れ多い評価をしてくださる方いらして、初めて勉強しました。非常に驚きましたが、江戸時代後期に今でいうSDGsをまさに思想とし、実践した起業家だったんです。各地の農村を自立できるよう指導し、尊徳の弟子が掛川信用金庫の前身を創設し、全国の信用金庫の基にもなっています。また、「男女同尊」をうたい、性別にかかわらず社会に関わることを仕組化していたそうです。

稲盛和夫氏をはじめ、多くの名経営者が彼の報徳思想を学び、素晴らしい成果を残しています。また、静岡の西部地域に大企業が多いのは、報徳思想が礎になっていると聞いています。

こんなに素晴らしい思想家であり、起業家がいたなんて。そして、その思想を大事にする地域にたまたま住めたことに、勝手にご縁と感謝を感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?