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2024年9月10日 一歩ずつ

 写真は机の上で眠るむく。

 今日も仕事。平日は当然ながら仕事である。

 家でも会社でもubuntuをメインの開発機にしている。Windowsも好きだし、Macも好きだけど、linuxのお手軽さが一番好きだ。家PCには2個のSSDを刺してあって、デュアルブートできるようにしてある。会社の場合はwordなどを使う機会も多いので、ubuntuは仮想マシンで動かしている。もうちょっとスペックが高いと嬉しいのだが……。

 プログラムという仕事は、必ず成果が出るというものでもない。単純な作業の場合もある。たとえば、作るものは決まっていて、ただinputのコンポーネントを配置すれば良いだけとか。そういうのは単に時間が掛かるだけの作業で、慣れたら誰にでもできる。

 難しいのはうまく動かないときの検証とか、新しいことに挑戦するときだ。これは何時間かけてもうまくいかないこともある。ドキュメント通りにやってもだめだったりする。そういうハマりを何度も乗り越えて、少しずつ力がついてくる気もする。

 難しくなったときは、最小構成にするのが良い。これはなんでも同じだろう。パソコンを組み立てるときも、動かないときはここまでなら動く、という確証をもって進んでいけば良い。英語の和訳とかもそうかもしれない。複雑な構文であっても、ここまでならわかる、という部分から解決していけば良い。

 少しせっかちな人は、一足飛びに解決しようとする。もちろん、そのほうが早いときもある。しかし、ここまでなら動く、という確証をひとつずつ踏み固めておいたほうがミスは少ない。最終的な到達点が違うと思う。こちらが用意したAPIを叩いてもらって、全然正しい値が返ってこない、APIが壊れていると言われたことがある。僕は事前にテストしていたし、非常にシンプルで間違いようがない。結局、パラメータを誤った値にしていただけだった。パラメータを弄る前に、こちらがドキュメントに書いた値でテスト送信をしてみれば良かったのだ。そうすれば壊れているという結論には達しなかったはずだ。とにかく、はじめてやること、完全に理解できていないことについては、一歩ずつ踏み固めていくのがおすすめだ。

 逆に一歩ずつ頑張らないほうが良いことってあるだろうか。勉強とかはひとつずつやったほうが良い。そういうのではなくて、もっと思い切りが必要なこと。仕事でクォリティが求められないことなどか。とにかく早ければ良いこと。そんなことあるだろうか。あんまり思いつかない。家事とか?

 ちなみに、この日記は未来から届いたものを前もって転載している。日付がおかしいのは、そのせいである。

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