第2回知識検定

いやー、難しかったですねー。

高い受験料を払っているので、好きな分析をして遊びたいと思います。
問題本ならぬ分厚い問題冊子に「問題の無断転載・複写を禁じます」と書かれてあるので、問題そのものには極力触れません。

検定の詳細は以下をご覧ください。1級は5時間1000問です。

 試験後、問題本を舐めるように読み返し(※会場で、クイジスタ4択は舐めるようにではなく、さらさらーと読んでました)、電子辞書とグーグルさんを駆使して、自己採点をしました。

以下、ジャンルごとの点数。()は前回の点数です。

言葉 82(81) -1
地歴 93(94) -1
政経 87(85)+2
社会 77(85) -8
国際 85(94) -9
科学 94(92)+2
生活 92(95) -3
スポ 97(99) -2
芸術 97(95)+2
カル 85(91) -6

合計889(911) -22

目標の9割には届きませんでした。 残念!
答えが確定しきれなかった問題やマークミスもあるでしょうから、ここから数点落ちると思います。888点なら、縁起が良いですね。
鼻づまりや熱っぽさがあり、集中しきれなかったのを差し引いても、5点くらいの上乗せだったので、純粋に知識で9割に届かなかった受け止めています。途中で鼻をズルズルとかんで、通路を挟んで隣だったK山君に迷惑をかけたと思います。ごめんね。

▽事前対策
 検定のアプリをダウンロードして、第1回の過去問を見られるように課金(話が違う…)して、2~3周くらい。問題傾向を染みこませるように解きました。問題を解く対策としては、クイジスタ4択を2周、abcの4択を1周。
 前回、80点台だったことば、社会、政治経済は重点的に勉強しました。
 最も時間を割いた「ことば」は、文化庁の「国語に関する世論調査」から前回3問は確実に出ていたので、誤用しやすい言葉を整理(今回出題されたのに、問題を読み間違えて誤答)。

あとはネタの宝庫である国語便覧(浜島書店がおすすめ。カラーの多い約600ページで900円。コスパの塊)、仕事でも用いる記者ハンドブック(共同通信社。誤用集やデータが充実)などをお風呂で読むなど。

 政治経済は、三権関連が大量に出題されていたので、日本国憲法をの原文を二度ほど読んで、国事行為の整理など。
 社会は、人口や統計データ対策で、帝国書院の「地理データブック」(こちらも500円ほど。地理神・小林聖司さんも毎年買い直すほどの面白さ)を読んでました。

▽本番
 対策していた方向性は当たっていたけども、深くて細かなところを突かれて対応しきれず。内閣の行為が任命なのか、承認なのか、決議なのかなど、微細な違いが分かっていないとダミー選択肢を消しきれません。
 分からない問題に当たったときにゆっくりと考えすぎたのも仇となり、残り20分で1000問フィニッシュ。見直しもままならずでした。

 ところで、僕はフルマラソンを4時間台で5回走ったことがあるんですが、知識検定と感覚がそっくり。5キロ30分ペースのランニングが、そのまま100問30分(実際は25分くらい)ペースで解き続ける行為と似ています。ラップタイムを問題本の表紙に書きながら解くところとかも。
 なので、脳の栄養補給のために、給水、給食が必須ですが、水を飲むことしか許されず。途中で10分間のもぐもぐタイムがあれば、うれしいなと感じました。

▽提言(アンケートに懸けなかったが、関係者も見ると思うので)
 ・早退者にも問題冊子提供があれば、ありがたい。
 ・英検などのように、模範解答を明示してくれれば、生涯学習につながる。
 ・さすがにジャンルが偏り過ぎているので、もう少し、ならして出してもらえれば(政治経済→公民多すぎ、ことば→品詞関連、国際→中東の難問など)。
 ・考えもつかない切り口は素晴らしい。762番「四国の人口」問題が、一番好きです。オリジナリティはぜひそのままで。
 ・試験後に復習をしていく過程で、まだまだ知らないことが山のようにある事実を突きつけられ、嬉しくなりました。「クイズで出題されるような事象は出し尽くされた感がある」という話を聞きますが、出題の可能性を感じさせる問題や選択肢が多数あり。やまぶき杯のときも、同じような感想を持ったな…。

 難化のなか、トップは930点は超えてくると予想しますが、しっかりと知識を整理して、守備範囲を広げられれば、不可能な点数ではないと感じています。
 
 価格分、しっかり楽しめたと思います。主催者さん、ありがとうございました。

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