トイレの最中

下品である。

下品であると言わざるを得ない。そんな回りくどい言い回しは必要がない。下品である。それでいい。

水洗トイレ型のモナカ。モナカの皮と餡は別包装。おそらくトイレの蓋が開き、そこへ餡を注入するものらしい。餡がたっぷりなので、便座からはそれがはみ出すようだ。下劣極まりない。

INAXはLIXILのブランドである。

この最中はINAXライブミュージアムの新たなみやげ物として考案されたもの。同社の工場と同じ愛知県常滑市にある、老舗の和菓子屋「大蔵餅」と相談し、ミニチュアトイレのお菓子を製作したということです。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2109/03/news127.html

とのことだ。

TOTOかINAXか。個人ではなかなか遭遇することのない選択肢であるが、次の機会には少なくともINAXは選ばないだろう。誰かに聞かれたとしても同じことを答えるだろう。LIXILも同様だ。

仮に比較検討してINAX、LIXILがダントツでも、この件を評価点に加えればその優位は消し飛んでしまう。そのくらいのタブーである。

また、大蔵餅という和菓子屋は今回の件で初めて知ったが、同様である。愛知にはたまに用事がある。覚えておこう。

残念である。


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