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物事を多面で見る視点を、隠し絵で鍛える

月1の東京での子どもたちとの学びの場の日でした。
学びの場で組むのは初めての子どもとの時間。
こちらもドキドキワクワクです。

子どもたちの能力に驚かされてばかりの時間でした。
知育用のパズルで、その空間認識の早さに驚かされたり、
工作でぶっ飛んだイマジネーションの作品を作っていたり、
年下の子の作品(ミニチュアのベッド)のために、
枕と掛け布団を作成したり、
その発想力と視野に
びっくりです。

でも、彼らは世間的には
凸凹さんと言われたりします。

どこに視点を当てているか
基準はなんなのか
それによって、同じものを見ていても
違ったものしか目に映らなくなります。
そう、まるで隠し絵のようですね。

隠し絵とは、下のようなものです。

有名ですので、どこかで見たことがある方も多いかもしれません。
この絵はどんなものが描かれているように見えますか?

2人の女性が見えますか。
(この絵には「嫁と義母」というタイトルがついているそうです)

2人が見つからない方、
老婆の横顔が見えますか。
若い女性の斜め後ろからの顔が見えますか。

これは、複数あるのもののうち
1つだけを脳が選択する特性を活かした
トリックアートなのですが、
脳は情報を切り取ったり、補ったりして
編集していることを知ることが必要です。
私たちが見ているものは、見ているそのままにそこにあるわけではないのです。

だから、人を見る時にも
こういう人だと判断したその情報だけではないことを、理解しておかないといけません。
人は自分が見たいように見ているのです。

今日出会った子どもたちに話を戻すと
彼らを才能の塊と見るか
手のかかる子と見るか
どこに注目していくかなのではないでしょうか。
誰もが多面的な特性を持っているのだから、
いろいろ発見する楽しさを持っていきたいなと感じた1日です。

いろいろな面を見つけようとしていますか?

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