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アートの世界で、表現する幅を学ぶ

東京に来ているので
森美術館で開催されている「ワールドクラスルーム:現代アートの国語・算数・理解・社会」を見に行きました。

表現することには、こんなにも広がりがあるのだなと
そして、私はその中で、直球で言葉を使うことしかしていないのだと感じました。

絵、写真、映像、陶器や織物、様々な表現で
社会への警告や風刺、気づきなどが表されていました。
響くものと、全くピンともこないものもありました。

これは、作品の完成度とか私自身の理解度とかではなく、
どんな表現が響きやすいのかの、その個人の特性によるところが大きいのではないでしょうか。
「〇〇賞を総なめしている」と説明されても、私自身に響かなければ、その情報は届きません。

表現する側としては、そういったことを考慮しないといけませんね。
アートの世界では当たり前なのかもしれませんが、言葉で表現している(例えば講演など)と
母国語で話せば、全員に通じていると思ってしまいがちです。
そうした驕りがあったなと、アートの世界に触れて、改めて感じた時間でした。

どう伝えるかを
アートの世界のように
多様な観点から学んでいきたいものです。

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