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冬来たりなば

【2010年02月23日 01:42】の日記

寒い。

朝、家から駅までは、
北に向って歩かなければならない道が長い。
ぬぐってもぬぐっても涙が溢れてくる。

弱い日光
低い気温
冷たい風が、
体力と気力を奪っていく。
それを回復させてくれる太陽の光とあたたかさが恋しい。

冬の風や雪は、体力と気力を奪うだけではすまないらしい。
心の中にまで吹き込んでくる。

なぜなのだろう。
夏は、暑さや台風の嵐でさえ、そんなふうには思わないのに。

次から次へといろいろなことが起こるので、
ちょっと参っているかもしれない。
長いトンネルの中を、重い足取りで歩いているような気がする。

暖かくなれば、きっとすべて解決する。
暖かい太陽の光を浴びれば、きっと気力が回復する。
そう信じることで、今を乗り切るしかない。
1ミリずつでも、前に進もう。

早く暖かくならないかな。

冬来りなば、春遠からじ。

 心すれちがう悲しい生き様に
 ため息もらしていた
 だけど この目に映る この街で僕はずっと
 生きてゆかなければ
 人を傷つける事に目を伏せるけど
 優しさを口にすれば人は皆傷ついてゆく

 僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
 正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで
 僕は街にのまれて 少し心許しながら
 この冷たい街の風に歌い続けてる
 
   ( “僕が僕であるために” 尾崎豊)

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