縦横無尽完結編 on birthday
マイバースデーに開催されるフェス、残念ながら参戦は夢と潰えた(ロッキン落選)。
でも、破れし夢が躍動してる。
6月12日の大切なひとのバースデーコンサートには、職場の同僚たちの理解を得て参戦することができました。
みんなありがとう!
6月12日、宮本浩次縦横無尽完結編 on birthday。
ここでまた、誕生日コンプレックスが新たなフェーズに進むことになろうとは。
(誕生日コンプレックスについてはこちら)
この歌詞の意味が、2年目にしてようやく腑に落ちたのだ。
会場にはたくさんのたくさんのファンが詰めかけていた。大切なひとのお誕生日を祝福したくて、その気持ちのまま駆けつけた、こんなにもたくさんの仲間たち。
その満員の会場に向かって、お誕生日のご当人が叫ぶ。
「みんなも誕生日おめでとう!」
「エビバデー!誕生日おめでとう!!」
このセリフは去年もあった。
いやいや、お誕生日はあなただから。・・・とツッコミたくなり、少しばかり「言ってることわかりますか・・・?」みもあって猛烈に可愛さが溢れて、これはつまり彼なりの祝福の交換(うまい表現が見つからない)なのだろうと思っていた。
誰にだって誕生日はあるし、祝福に駆けつけてくれたファンに対して、何月何日かはわからないけど、お礼の気持ちを込めてそれぞれの誕生日を祝って、お返しとして言ってくれているのだろうと。
それが昨日は、いや・・・、違う、そうじゃない、と思った。
このひとは、今日がみんなの誕生日だと、誕生日になると、本気で思ってるんだ。
大切なひとのお誕生日を祝福したい想い。
その気持ちが、‘愛する力を求め続ける勇気’ となって、‘町中をかけめぐる’ どころか日本中をかけめぐり、こんなにも多くの人々を思い切った行動に駆り立て、この会場に集めた。
その原動力こそが、愛なのだと。
その想いの力によって、愛するひとを祝福したくて全国から駆けつけ、憧れの代々木第一体育館を満杯にした今日この日こそ、私たちにとって、
「愛って何だかわかった日が きっと新たな誕生日」
なのだと。
だから
「みんなも誕生日おめでとう!」
って言ってくれたのだと。
そう思った。
歩み続けていてくれなかったら
出会えなかった。
きっとこれから、“この道の先” で出会う人たちもいるだろう。
そして、これからのあなたとこれからの私も。
ステージ中央にひざまづいて、
「これからも、この道の先で、キミに会いたい。」
とても静かな口調。深く心に刺さりました。
(これは11日)
以下、12日の心に残ったことを備忘録として。
“stranger”
出だしでギターがトラブって音がおかしくて、それをフォローしようとスキャットちゃんが登場。急遽のアドリブで対応できるのはさすが、実績と信頼の歌係。
その後、匕首をうなじにあてて笑うこと2回(天気予報がなかったかな?)。
カバーの名曲 “あなた”。
あまりに歌声が美しくて、ただただそれだけで涙がこみ上げてきた。
こんなことってあるんだ。。。
一音一音、丁寧に丁寧に大事に大事に歌っていて、それはそれは美しい響きだった。特に感情移入できるとか、共感できるとか、旋律とか歌詞とか、そういう要素はまったく抜きにして、歌声だけでこんなにも心が震えるんだ。。。
“shining”
‘荒野に舞う男の歌’ のところ(だったと思う)で、花道のセンターステージに腰を落として立ち、スクリーンに渦巻く自身のシルエットに向かってビシーーーッと指を差す。めちゃくちゃかっこよくて、痺れました。。。
“悲しみの果て”
「素敵な、未来へ、一緒に行こう!」
なんてやさしくて嬉しいセリフ。
このひと言だけで生きていける。
(でも、たぶん明け暮れる忙しさに時を紛らせていると heart はいつだって hungry になるので、定期的に補給させていただきたいなあ、、、)
この “悲しみの果て”、
背景のスクリーンには、その前の “冬の花” で舞い散った花びらもろとも中心に向かって渦を巻いていくような映像が流れて、まるでブラックホールに吸い込まれるかのように、私の中でソロ次と今次とエレ次と若次がぐわぁ~~~っと収束していった。
私の逡巡も、これにて完結編。
“昇る太陽”
エネルギーを消耗するであろうこの歌が、大ラス前に配された意味とは。
自ら発光したいわけじゃない。
太陽の光を浴びて、その反射で光りたいんだ、今宵の月のように。
だから、昇る太陽、俺を照らせ。
そんな俺にもう一丁祝福あれ。
ここで大団円だけど、ここがまた新たな始まり。
新たな旅立ちの予感。
…そう強く感じました。
もう、本当に素晴らしかった。言葉が出てこない。
目が合うとか、お手振りいただくとか、そんなこたぁもうどうだっていいって思った。
それくらい素晴らしかった。
そして、ああほんとに今まさに《光の世界》の世界にいるんだね…と思った。
誕生日を祝い喜ぶことを教えてくれたひと。
あなたが嬉しいと私も嬉しい。
あなたが楽しそうだと私も嬉しい。
だからどうか、どこまでも夢を追いかけて、行きたい方角へ歩いてください。
どこまでもついて行きます。
お誕生日おめでとうございます。
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