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思考の断片:現在地について

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ソロ活動⇄バンド活動について、その瞬間瞬間を考察した軌跡。 第1期10本。第2期10本。現在、新生エレカシを追いかける第3期に突入。
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記事一覧

エレファンツの明日 現在地について25

星々が数を増してゆく映像と呼び合うかのように、“Woman “Wの悲劇”より” の煌めくイントロ…

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遠回りしてた昨日を越えて 現在地について24

新生エレファントカシマシ、すなわちエレファンツのインスタグラムアカウントが開設されて、動…

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行かば、道は開けん 現在地について23

この歌が頭の中で鳴り響いていたのは、このところの強い風のせいだけだろうか。 新年度を迎え…

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生きてるから涙が出るの 現在地について22

「ロマンスの夜」中之島公演、有楽町公演、本当に素晴らしかった。 大好きな歌を盤石のバンド…

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心がうたうよ 現在地について21

“No more cry”。 まず思い浮かんだのが、この『愛と夢』所収の “good-bye-mama”。 この歌…

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「今の自分を信じてみなよ」 現在地について20

昨年のあのゴリゴリ重厚な野音2022から、35thツアーの祝祭を経て、いったいどんなステージにな…

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2023から1988へ 現在地について19

1988年9月10日、渋谷公会堂。 2023年7月24日、ロンドンAbbey Road スタジオ。 このひとの中には、透徹する芯が貫かれている。 なんとかして、《それ》をつかみたい。 …そう思って note を書いてきたのかもしれない。 ヒリヒリしてるのもいい。にっこりしてるのもいい。 こいつはまあ、言ってみりゃあいわゆるギャップ萌えというやつなのかもしれないけど、考えてみりゃあそもそも人はみんな、ギャップの中で生きている。悲しみと喜び、栄光と挫折、失敗と成功、希望と後

ロンドンの空の下 cry 現在地について18

いつの間に、こんなにもひとりのスタジオが似合うようになったのか。 心の躍動、パフォーマン…

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歌好き少年のいつもの顔 現在地について17

このひとにとって《部屋》とは…、自部屋で歌うこととは…、などと考えながら臨んだコンサート…

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俺の歌よ届け 現在地について16

これが、フェスのエレカシか…。 いわば 勝つか、負けるか。 食うか、食われるか。 あるいは…

意地になるなよ すべて It's all right 現在地について15

2020年、最初の緊急事態宣言が出された春。 エレファントカシマシと再会した。 かつて心に響…

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宮本浩次は歌をうたう 現在地について14 

2023年1月16日、東京ガーデンシアター、『ロマンスの夜』。 このコンサートで宮本浩次は、《…

さらばオレに帰ろう 現在地について13

これまで、宮本浩次にとっての《バンド》とは、《ソロ》とは、についてつらつらと考えてきた。…

yes. I. do 現在地について12

「ROCKIN' ON JAPAN」1月号に掲載されたインタビュー。 セットリストはその瞬間に歌いたい歌、その瞬間にリアルな心情で歌える歌で構成されるということ。 そこからはずされた歌たちは、エレ次の中のソロ次が作った歌だったということ。 「現在地について10」での考察は、あながち的はずれでもなかったようで嬉しい。 そして、前々からなんとなく感じていた “今宵の月のように” への違和感の理由も、なんとなく糸口が見つかりそうな気がする。(これはいずれ別稿にまとめたい。)