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読んだことを忘れたくない あるいは読み返したくなるはずのお話

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活字の海を波乗り中に見つけたお気に入りの記事を残しておく自分用の文集。本棚の片隅に並べて、その背表紙を眺めているだけで申しぶんのない時を過ごせるような小さな出会いの積み重ね。
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2023年8月の記事一覧

みんなはちゃんと、人生の中に仕事がある?

社会人2年目のGW、新宿・高島屋の屋上で号泣した。 友達3人と手相占いに行ったあとだった。 連休中、友達といるのにひっきりなしに鳴る社用携帯、 提出物を催促する社内からの連絡。 遠隔でわたしが対応できることなんて限られているし、 正直言って何も解決にはいたらない。 でも、無視するわけにはいかなくて こっちの状況はまるで無視した威圧的で一方的な連絡に 「私、なんか悪いことした?」と泣いた。 社会人になってから、学生時代の友達に会う時、 仕事の話になったら必ず 「楽しいよ