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令和2年の基礎学力到達度テストについて

イレギュラーな戦い

令和2年9月実施の基礎学力到達度テストに関しては、コロナの影響でいくつかの特徴があります。
1、例年1日4科目試験が行われていたが、2日間にわたって開催される
2、社会の試験範囲が多少狭くなった
3、4月の基礎学力到達度テストが中止となった

その影響
受験する際には、上記変更点を考慮しなければなりません。
1、1日4科目受験するという負担は軽減されるが、「モチベーションの維持」「受験した科目の答え合わせ(しない方が、良いです)」に注意が必要
2、出題形式の変化と難化への対策、具体的には時間配分に気を付けることと頻出分野の学習の徹底
3、特に、英語・数学において、例年4月に出題されていた形式の問題や単元の出題可能性が高いため、9月の過去問のみならず、4月の過去問対策も怠らないことが必要

コロナの影響

さらにコロナの影響も考えなければなりません。
コロナ禍のため、家に居ることが増えたという事実をいかにとらえるか?
1、「自宅学習が増えることにより、ライバルたちの勉強は例年より進んでいる」と考えるか
2、「コロナによるストレスがたまり、ライバルたちは勉強がはかどらなかったのでは」とも考えられます。

基礎学力到達度テストは標準化点による相対評価なので、ライバルたちの勉強の仕上がり具合は気になるところです。

大学側のスタンス

一方、日本大学はコロナの付属生への影響をどうとらえ、どのような方針で基礎学力到達度テストを作成したのかも気になるところです。
1、コロナによる学習の遅れを考慮し、例年よりテストの難易度を下げ、付属生の負担を和らげる
という考えもあれば、
2、コロナにより、4月のテストが中止となり負担は軽くなったのだから、9月のテストは例年より難易度を上げる、
という考えもあります。

まとめ

いずれにせよ、10月中に日大進学の可否は決まります。
付属生の皆さんにとって、基礎学力到達度テストはコロナ禍で不透明な一般入試を経ずに日大進学を決めることができる「プラチナチケット」です。
どうか、「プラチナチケット」を無駄にすることのないよう、実力を出し切ってください。



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