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よもぎ餅の季節となりました。当麻寺の中将餅

よもぎは、多くの健康効果を持ち、
様々な料理に応用できる非常に有用な植物です。
日本や中国、韓国などの伝統文化の中で長く親しまれてきた理由も納得できるでしょう。

この季節、旬のよもぎ収穫して作られたよもぎ餅は、香りが違います。
毎年届けていただき感謝してます。

奈良県にある「中将餅」は、特に宇陀市大宇陀地区で有名なよもぎ餅です。
この名前の由来にはいくつかの説がありますが、最も広く知られているのは以下のようなものです。

「中将餅」という名前には歴史的な背景や地元の伝説が関わっており、その由来は地域の文化や歴史と深く結びついています。

よもぎ餅専門の中将堂本舗の中には
中将姫伝説が入っていました。

中将姫伝説

横佩大納言の娘であった中将姫は若くして仏道を求め
称讃浄土経一千巻を写し当麻寺に納め、
その後剃髪して尼となり生身の如来を拝することを誓願して一心をこらし、やがてお告げを受け一夜にして蓮糸曼荼羅を織り上げたという
この中将姫にちなんで名付けられた中将餅は当麻の里に昔から伝わる掌大のあんつけ餅を一口の大きさにし、ぼたんの花びらを型どったものです
よもぎの香りを甘味を押さえた独特のあんとの調和をとっくりと味わい下さい
すぐれた品質のものをと、材料の餅米と、よもぎは主に当店で丹精込めて、育て収穫した物を使用しております。
あんは、きらっとしたこし餡に
大納言の粒を少量加え、
あっさりした中にもこくのある味に仕上げております。
尚、夏季には少しつめたくしていただきますと、ひんやりとした舌ざわりをお楽しみいただけると思います。

本日はお買い上げいただきありがとうございました。これからも
より良い味を追求して、精進いたします。どうぞ宜しくお願いいたします
よもぎの専門
中将餅本舗

中将餅の特徴
中将餅は、新鮮なよもぎを練り込んだ餅で、独特の風味と鮮やかな緑色が特徴です。宇陀市の特産品として、多くの観光客や地元の人々に愛されています。

令和4年の奈良国立博物館で特別展が開催されました
こちらから
中将姫と當麻曼荼羅
―祈りが紡ぐ物語―

https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/202207_chujo/

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