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【造船関連株】2024年今期爆益した銘柄ランキングTOP5



■テーマ概要

■テーマ大枠

IMO(国際海事機関
2018年、IMO(国際海事機関)が2050年までに温室効果ガス排出量を2008年比で50%以上削減し、ゼロエミッションを達成することを目標としました。また、紅海での緊迫化やリサイクルなど船舶需要に注目が更に高まっています。

実現のために
それに伴い各船会社は目標達成のために既存のディーゼル船をLNGやLPGで動く新しい燃料船へ切り替えることになるため、2050年までに現存船を総取り換えする方針で

超長期的に見て造船需要は当然活況になっていくと予測します。また丁度買い替えの時期で造船はこれまで以上に忙しくなる。

■今回のテーマ(造船関連株)
この、需要拡大をうまく取り込むことができた造船関連株に注目したい。エンジンの開発やサプライチェーンの準備などに関連する造船銘柄は現に利益が大幅に上昇(図)それでは今期大きく利益を上げている造船銘柄を見てみましょう。

世界受注量と船価の推移

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■ランキング第5位

[プロフィール]
造船・重機メーカの大手で、元は三井物産の造船部。国内最大手の船舶用ディーゼルエンジン製造とコンテナクレーンが特徴。防衛省向けとエンジニアリング事業から撤退。主力の船舶エンジン事業へ全集中。

また、2050年のゼロエミッションに向けて船舶の推進エネルギー源として、(図)LNG、エタン、メタノール、LPGなどを採用し、価格面および環境面において達成すべく日々開発を進めている


■各種データ
・自己資本が低く、負債多いが今期ROEが19%と非常に高く、稼いでいる
・事業撤退で売り上げ下がるも、好調なエンジンの利益UPで増益繰り返す。
・直近ではエンジンやafterサービス事業が好調なことやマレーシアのクレーン大量受注で僅か1ヶ月足らずで約MAX4倍達成。ゼロエミッション事業が加速すれば。さらに期待。

出所:マネックス証券

■ランキング第4位

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