FX為替戦略　5/29

◆現在の各国の長期金利の状況

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■ドル円

■今週の動き

FOMC議事録
FOMCの議事録では「インフレ鈍化の過程が以前の想定よりも長引く可能性がある」との認識を共有。FRBの利下げ開始が後退する可能性を示唆した。

「インフレ率が持続的に目標の2％に向かっている兆候が示されない場合は政策金利をより長期に維持する」
「政策をさらに引き締める意向があると言及」

米PMI
米5月PMIは製造業50.9、サービス業54.8と揃って市場予想（49.9、51.2）を上回る。2023年5月以来1年ぶりの高水準。157円台を回復。

米期待インフレ率
消費者の1年先インフレ期待は3.3％と速報値（3.5％）から下方修正。5-10年先のインフレ期待も3.0％に修正された（速報値3.1％）。これにより長期金利が一時的に下がる

神田財務官
為替介入について、イエレン米財務長官が指摘したことに対して、ビビッてまれであることが望ましいと発言。ただし、経済に悪影響を与える場合には適切な措置を取る必用がある」とした。少し弱腰。

「今後も必要に応じて、いつ何時でも適切な措置をとる」

米消費者信頼感指数
米5月消費者信頼感指数は102.0と予想（96.0）に反して前回（97.5）から上昇。4カ月ぶりに上振れ。
また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「利上げの確率は低いが、選択肢からは何も排除したくない」などと述べた。

■スケジュール

27(月)
独5月Ifo景況感指数（17:00）
休場：米国（メモリアルデー）、英国（スプリング・バンク・ホリデー）
28(火)
米3月FHFA住宅価格指数（22:00）
米3月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数（22:00）
米5月消費者信頼感指数（23:00）
米2年国債入札
米5年国債入札
29(水)
ベージュブック（5/30 3:00）
米7年国債入札
《米決算発表》
セールスフォース、ＨＰ
30(木)
米1-3月期GDP改定値（21:30）
米4月NAR仮契約住宅販売指数（23:00）
《米決算発表》
ダラー・ゼネラル、ベストバイ、コストコ・ホールセール、ネットアップ、クーパー、アルタ・ビューティー、ホーメル・フーズ
31(金)
中国5月製造業購買担当景気指数（PMI）（10:30）
米4月個人所得（21:30）
米4月個人支出（21:30）

■今後の展開