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強く望めば、何でも手に入る!!

最近昔見た懐かしい映画にハマっています。

といっても内容は全く覚えていないのです。ただ、ビデオの表紙のみ覚えているのです。表紙とタイトルのみ微かに覚えているという状態です。

若い頃に何故その映画に興味を持ったのかということを思い出すためにもう一度見ることにしています。トリコロールシリーズは歳をとってから見ると想像以上に映画の内容に感心してしまったからです。若い頃は「ふ〜〜ん」かまたは「なんか風景がオシャレやな〜〜」という程度の感覚だったはずです。

ところが、おじさんになった今見直すと「う〜〜ん、こんなメッセージも入れ込んでいたんだな〜〜」という見方をするようになりました。

昔見た映画を見直すことで、今の自分の感性が若い頃に比べ少しは深くなったのを感じるのは面白いものです。

今回ご紹介するのもそのような作品の一つです。作品は、「 髪結いの亭主 (字幕版) 」です。

この作品の表紙は妙に色っぽいな〜〜という理由でレンタルで借りたことを思い出しました。

当時見た時、この映画は何を訴えたかったんやろうという気持ちになったことを思い出しました。

今改めて見ると、監督のメッセージがビンビン伝わってきました。

訴えたかったのは、夢というのは強く望めば現実に手に入るものだ!!という強いメッセージです。

なぜならば、主人公は子供の頃から(女性の)床屋(髪結いと表現しているのが文学的ですね)と結婚するのが夢だと家族に公言するのです。しかも、その理由が自分が通い詰めた床屋のオーナー(グラマーというより少し太った中年女性)に性的な魅力に好意と興奮を覚えたからです。ただ、不運なことにこの憧れの女性は突然死してしまうのです。

その後、中年になった主人公はある床屋(ここでは綺麗でセクシーな女性)を見つけるのです。しかも、主人公の男性が今までどんな職業でお金を稼いできたのかということは一切触れられないのです。この時点でファンタジーな物語だと気づくべきです。

その反面、お客はお代を払う行為はきちんと描かれているのです。断る時もあるのですが、、、

新しく発見した女性オーナーの床屋の女性と付き合うこともなく、結婚して二人にとってはそれなりに幸福な時を過ごすことが描かれています。

しかし、突然嵐の時にこの女性は自殺してしまうのです。マジでって思いました。

その後も床屋は何故か営業を続けているのです。

亭主はいつもの椅子に座って。その後、お客と一緒に踊って再び椅子に腰掛けるというシーンを見たあとに私は思ったのです。

子供の頃に憧れた女性が、若い床屋の女性に憑依して束の間の結婚生活を過ごしたことを描いたのではないかということです。(輪廻転生という事象ですら)強く望めば何でも手に入るという強烈なメッセージというかテーマを感じ取りました。

ファンタジーとしても、かなり異色な作品だと思います。

見る人を選ぶ作品だと思います。

スピリチュアルな感覚や事象を全く受け入れられない人からすれば、本作品は意味不明に思えるでしょう。

しかし、そういう摩訶不思議なことをすんなり受け入れられる人からすれば面白いと感じるはずです。

両極端な評価になる映画です。

みなさんは、それでも一度見たいと思いますか?

それでは、今日はこの辺りで終わりにしましょう。

最期までお読みくださって感謝します。


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