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第82講「経済×グローバルヒストリー」

2016年6月4日(土) 17:00〜19:00(開場:16:30)
会場:高円寺コモンズ(最寄駅:JR中央線・総武線高円寺駅)
ゲスト:マニュエル・ヤンさん
学長:寺脇研さん

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すぐ申し込む方はこちらから
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カタリバ大学「経済」学部の初回テーマは「経済×グローバルヒストリー」です。

皆さん突然ですが、「経済」と聞くとどのようなイメージを持ちますか?非常に重要なテーマであるけれども、なんだか堅苦しくて難しい…という印象を持つ方も多いのではないでしょうか。私達は現在、様々な社会課題を抱えています。毎日のように報道されるこれらの問題は、総じて「経済」と切り離すことができません。

「35人学級体制をめぐって文部科学省と財務省が対立している」
「日本銀行がマイナス金利を導入した」
「パナマ文書の解明でタックスヘイブンの実情が明らかになってきている」
「保育士の給与を月平均6000円改善することを首相が発表した」

こうした社会課題を解決していくためには、そうした問題が起きる背景・構造を「歴史」的にひもとくことが不可欠なはずです。かつてイギリスの歴史家E・H・カーは名著『歴史とは何か』の中で次のような言葉を残しています。

歴史とは、現在と過去との間の尽きることを知らぬ対話である

現代社会における問題意識を軸に過去を考察し、未来へのよりよい選択に活かしていく。「歴史」はそのためにこそ学ばれる必要があるのではないでしょうか。

今回は講師として、歴史学者のヤン・マニュエル先生をお呼びして、「歴史」を学ぶことの魅力や先生自身が学問に目覚めたきっかけなども交えながら、現代社会の「経済」についてお話しいただきます。ちなみにマニュエル先生の授業は、僕が今まで大学で受けたどの授業よりも面白く、知的好奇心を刺激されるものでした。「大学の授業を受けてみたい!」と考える高校生や「学外での知的刺激が欲しい」という大学生にもオススメです。皆さん奮ってご参加ください!

(文責:木元隆雄)
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◆日時:2016年6月4日(土) 17:00〜19:00(開場:16:30)
◆場所:高円寺コモンズ
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ
(JR中央線・総武線「高円寺」下車徒歩約5分)
https://www.katariba.net/access/
◆運営
学部長:木元隆雄
事務局:今村亮、小野寺綾
学長:寺脇研(カタリバ大学学長)
◆参加費
中高生:無料 大学生:500円
社会人:2000円
大学生カタリバキャスト:無料
社会人カタリバキャスト:1000円

◆お申込
下記フォームよりお申し込みください。

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◆カタリバ大学「経済」学部開設声明

A・マーシャルという、19世紀から20世紀にかけて活躍した英国の経済学者がいます。彼はケンブリッジ大学経済学教授就任に際する講演で、経済学者には2つことが必要だと述べました。

“Cool head”(冷静な頭脳)”Warm heart”(温かい心)

経済学者には、社会問題に対してその背景を考察し、原因を突き止め、解決策を打ち出す”Cool head”(冷静な頭脳)が求められます。しかし同時に、社会の中で困っている、苦しんでいる人々を救わねばならない、という”Warm heart”(温かい心)を持つ必要がある。マーシャルはそう考えました。

経済学を学ぶものに限らず、少しでも多くの人が「冷静な頭脳」と「温かい心」を兼ね備えた人間になることができたら、社会はもっと良くなる。僕はそう考えています。カタリバ大学「経済」学部では、参加者の皆様が経済学への興味・関心を持つきっかけをつくり、そして社会課題を解決するためのヒントを提供できればと考えています。

カタリバ大学「経済」学部、始動します。

(カタリバ大学「経済」学部長 大学4年生 木元隆雄)
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◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見、ご質問などあれば、
k-univ★ml.katariba.net(担当:木元)までお願いします。
※★を@に変えてお送りください。

<Twitterアカウント>
学長:寺脇研さん(カタリバ大学学長)@ken_terawaki
カタリバ公式 @katariba
ハッシュタグ #カタリバ大学

※募集は終了しました。

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