第90講「悲しみから強さへつなぐ学び」
2017年5月23日(火) 19:00〜21:00(開場18:30)
会場:高円寺コモンズ(最寄駅:JR中央線・総武線高円寺駅)
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あなたには、悲しい過去の思い出はありますか?
どんな人にだって、悲しい体験はあります。
それはときに人を立ち止まらせます。
たとえば、PTSDと呼ばれるこころの病気があります。
厚生労働省のWEBサイトによるとこのように説明されています。
”PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は、
強烈なショック体験、強い精神的ストレスが、こころのダメージとなって、
時間がたってからも、その経験に対して強い恐怖を感じるものです。
震災などの自然災害、火事、事故、暴力や犯罪被害などが原因になるといわれています。”
その一方で、あまり知られていない考え方があります。
それはPTG(Posttraumatic growth :心的外傷後成長)です。
中央大学保健体育研究所の飯村周平さんによると
このように紹介されています。
”危機的な出来事や困難な経験と精神的なもがきと奮闘の
結果生じるポジティブな心理的変容(Tedeschi&Calhoun,1996)”
たとえば試合で負けた悔しさをバネにして、
さらに練習に打ち込んだりと、
小さな逆境を通して、人間的に成長した経験は
みなさんにもあるのではないでしょうか?
悲しい体験を1人で抱え込んでしまっては
トラウマで終わってしまうかもしれません。
ですが、誰かと共有し語り合っていく中で
過去の悲しみは強さへと昇華することがあります。
PTGとはそのような成長のことを指します。
というわけで。今回のカタリバ大学には、
「悲しみを強さへつなぐ」をテーマに、
学びの場をつくるゲストを関西からお招きします。
認定NPO法人DxP理事長の今井紀明さんです。
親や先生から否定された経験を持つ
通信制高校の生徒たちのための学びの場をつくっておられます。
また、今井さん自身が、トラウマと呼ぶべき苦しい過去を
乗り越えた当事者でもあります。
今井さんの場づくりとは?
ご自身がどのように悲しい過去を乗り越えてきたのか?
そして、どのような学びが悲しみを強さへとつなぐのか?
カタリバ大学で語り合ってみませんか。
お待ちしています。
(文責:今村亮)
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◆日時:2017年5月23日(火) 19:00〜21:00(開場18:30)
◆場所:高円寺コモンズ
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ
(JR中央線・総武線「高円寺」下車徒歩約5分)
https://www.katariba.net/access/
◆ゲスト
今井紀明さん
認定NPO法人DxP 理事長
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学卒。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時紛争地域だったイラクへ渡航。現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受ける。対人恐怖症になるも、友人らに支えられ復帰。偶然、通信制高校の生徒が抱える課題に出会い、親や先生から否定された経験を持つ生徒たちと自身のバッシングされた経験が重なり、何かできないかと2012年にNPO法人D×Pを設立。若者が希望を持てる社会づくりに向けて邁進中。
◆プログラム内容
・自己紹介
・ゲストトーク:今井紀明さん
・グループワーク「悲しみから強さへとつなぐ学びとは?」
◆運営
事務局:今村亮、米田
◆お申込
こちら
◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見、ご質問などあれば、
katariba★katariba.net(担当:米田・今村)までお願いします。
※★を@に変えてお送りください。
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