ナダルのフットワーク、解説します
ナダルのコートカバー力の高さは、ナダルの強さの秘訣の1つです。
今回は、そんなナダルのような選手に近づくために、ナダルのフットワークについて解説します。
ナダルのイメージが湧かない、という方は、こちらのスーパープレイをご覧ください。
こんなステップになっています
ナダルのフットワークを、イラストにしてみました。
上の動画の最後のポール回しを手作りイラスト化しています。チョコンと出た方向はつま先の向きと思ってください。②の足を出したタイミングでボールを打ちます。
ナダルは左利きの選手ですから、右利きのバックも同じステップになります。
右利きのフォアや、左利きのバックは左右反対になります。
1歩外に出すメリット
「②で打っているから、③の左足の1歩はいらないんじゃないの?」
と思うかもしれません。しかし、この1歩が重要で、今回1番取り上げたい点です。
つま先の向きに注目してください。①、②は走っている方向に向いています。これは人の体の作りからしたら自然です。
対して、③のつま先の方向はどちらかと言えば内側を向いています。これは次のボールが返ってきても反応できるようにしています。動画では相手が完全に諦めていたので戻っていませんが、必要なら戻れるようにしていたんです。すごい!
頭の外に1歩出そう
では具体的に、マネできるところをパクっちゃいましょう。
ポイントは頭の外に1歩出すことです。
もし足より頭が外側にあると、反対に切り返すことができません。できたとしても、とってもタイムロスになってしまいます。
頭の外に出すためにも、最後の1歩は大きめがオススメです。大げさに1歩出すことで、切り返しが簡単になると思います。
今回は以上です。ナダルのようなスピンを打ちたい、という方は、以下のリンクから
[テニス]スピンをかける/スピン量を増やすためのアドバイス3選+α
また、試合をもっと分析したいなら、以下のスマホアプリがオススメです。
現在、テニスで各ゲームのサーブの確率が一目でわかるスマホアプリ、Tennis ServesResearch(テニス サービスリサーチ)をGoogle Play / App Store で公開しています。アプリのことを詳しく知りたいという方は、こちらのアプリ紹介記事を読んでください。
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