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「 水曜日は、綿糸語り。 No.15 」

片ポケです。

前回の記事


水曜日は、綿糸語り。


最近気づいたこと。

なぜ、ジージャン好きは綿糸にうるさいのか???


まぁ、私なんですが。。笑っ

今までジーンズ好きの方とコミュニケーションを取ることは、
それなりにあったのですが、
思い返すと、
縫い糸の存在感は、

薄かったなぁ、と。


何でかなぁ、と。


あ、視点が違うんだ、と。


ボタンホールにしろ、
縫い糸にしろ、

ジーンズだとあまり目立たないんだ。


ジーンズって、
Tシャツ出して穿くじゃないですか?
私はTシャツタックインするのですが。
ジーンズって、腰回りがカッコいいと思うので、
裾出さない方がそれが良く見えてカッコいいというのが、
私の考えです。

で、Tシャツを出すと、フロントの腰回りは隠れます。

ボタンホールは見えない。

ベルトループは見えない。

後からもポケット全部は見えない。


つまり、ジーンズは縫い糸やボタンホールは目立たない。
置き画で観察する時ぐらいしか、あんまり意識はしないのでは???

それに比べ、
ジージャンは、
ポケット周り、
プリーツ周り、
ボタンホール、
後側だと、
シンチバック、
どれも目線に入ってくる。

ジージャン好きと
ジーンズ好きの
綿糸に対するギャップはこのように生まれたのではないかと考えます。


縫い糸に関しての重要度が相当変わってくるのではないかと思います。

私もジーンズを穿いた時はももの辺りを見てしまいますもんね。

と、いうことで、

ジーンズなら、
縫い糸/ボタンホールは、目立たないから化学繊維でもいいんじゃないか???

一理ある、と思います。

脱いだ時に着用者にしか見られない部分に力入れても、、ですもんね。

"そこ"を重視する人は少ないのでしょうから。

さらに掘って考えてみたのですが、
これって、

飾りステッチの規制が入ってから、
この傾向になった

と思うんです。

考えてみて下さい。

バックポケットに綿糸の飾りステッチがあって、
それがいい感じに退色し、ほつれていく。

それにみんなが憧れていたら、
もう少し綿糸の存在感は強かったと思います。

飾りステッチの無いレプリカを穿いていたら、
飾りステッチの退色とほつれる様を体現することはできないんです。

※飾りステッチがあるからと言って、
 ボタンホールが綿糸で、
 縫製も綿糸、とは限りません。

飾りステッチを綿糸で縫う必要がないなら、
他の部分も綿糸でやらなくても、と。

だがしかし、

ジージャンだと、
縫い糸/ボタンホールは、目立つので安易にジーンズと同じ仕様にすると、ツッコまれる可能性が高い、、、かもしれない。

整合性とるなら、もちろん綿糸だと思いますが、
思い切って、
「ジーンズは目立たんから化学繊維使ってるけど、
 ジージャンは目立つから綿糸なのよ。」
って宣言してしまうのもいいんじゃないか、と思います。

あとで化学繊維見つけられてなんやかんや言われるよりは。

と、いうことで、

頼むから綿糸でお願いします。


ということです。笑っ

今日はこれまで。




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