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【ライブレポートnote】徳島ジッターバグ(Day2)

徳島ジッターバグ(とくしまジッターバグ)
日程:2022/10/29(土)、2022/10/30(日)
会場:アスティとくしま
1日券:10,000円(税込)
1日券(お土産付き):12,000円(税込)
開場:AM11:00
開演:AM12:00
終演:PM20:20~PM20:40(※Day1、Day2で異なる)
出演アーティスト:全23組


1.タイムテーブル

2.アスティとくしま到着(駐車場)

前日のDay1はAM11:30頃に
アスティとくしまの駐車場が「満車」になったとの情報を受け
駐めれないのは避けたいので余裕をもってお隣うどん県から、いざ徳島へ!

※余談
私がアスティとくしまに来るのは今回で3回目で
チャット(モンチー)のこなそんフェス2016(Day2)
こなそんフェス2018(Day2)の時も(↓記事)
Day1の駐車場が満車になったのはAM11:30前後でした。

駐車券

アスティとくしまの駐車場のキャパは534台。
料金は1日止めっ放しで200円とリーズナブル(先払い)
(※一度駐車場を出て再び入る場合は再度200円必要)

3.リストバンド

チケットと引き換えに渡されたリストバンドとタイムテーブルの小冊子。
お土産付きチケット(12,000円)の場合は同時にお土産も手渡された。

終演後のリストバンドの状態(湾曲してしわしわ)

しかし!ここで一言物申す!!
リストバンドは「思い出の証」として残るので
モンバスやサヌキロックと同様にビニール製のにして欲しかった!
コストがかかるのは分かるけどカットするのはココじゃないのよ、残念!
(※ちなみに私的に紙製はねごとのお口ポカーンフェス以来やわ)

記憶に残るんだからいいだろと言う意見もあると思いますが
何年か後にふとリストバンドを目にした際に
思い出話に花が咲くトリガーになったりするんです。

リストバンド(妄想イメージ)

↑理想はこんなタイプのやつね。
来年?!の徳島ジッターバグに期待。

四星球はモンバスの会場限定でCDを買った人に
「謎の証」と称しリストバンド(一番右下の黄色のやつ)を特典として配り
後日、あすたむらんど徳島のプラネタリウムライブに
無料で招待してくれたりしたんですよ。

4.お土産

通常チケットに+2,000円で付いたお土産。
・アクリルキーホルダー(500円相当)
・手ぬぐい(1,000円相当)
・ステッカー(500円相当)
・アワライズ(エナジードリンク)←会場でも無料で配ってた

ステッカー

お土産は手渡されてからすぐクルマに保管してたんですが
家帰って見たらステッカーが折れててがっくし。

5.開場

エントランス

エントランスに入ると出迎えてくれる徳島ジッターバグの看板。
もちろん鋼鉄の段ボーラーまさゆきことまさやんの手作り。

また会場のいたる所に今まで作ってきた小道具が散りばめられていて
お客さんはライブハウス音頭のうちわを持って写真撮ったり
某オオカミの被り物を被って写真を撮ったりしてた。

個人的にツボだった戸愚呂兄弟。
ごみ箱の前で「品性まで売った覚えはない」という裏メッセージ?!

6.開演

こなそんフェスの時も感じていましたが
左右の端っこはステージに近い良番ほど見づらいです。

あと左右の巨大スクリーンにライブ映像がリアルタイムで映されますが
微妙にラグ(遅延)があり音と映像の口元が合ってなく
特に独特な歌い方をする尾崎世界観は違和感MAXでした。

司会はこの人。
マキシマムザホルモンのキャーキャーうるさい方、ダイスケはん!
モンバスのクラファンイベントでも司会してくれましたが(↓記事)
ボケれるしツッコめるしで最高のMCでした!

個別のレポートはこの後しますが
全体的にはメインの大演舞場の終演時間と
ステージぞめきの開演時間が5分しかなく
しかも開演の5分前には入場が始まっているので
ファストパス持ってても大演舞場を最後まで見るとほぼ意味なかったです。

必然的に大演舞場を後ろ髪を引かれながら途中で抜けるしかなかったので
あと5分空けてくれてたらなと。

ちなみに好き好きロンちゃんはくもゆき終わりで既に大行列が出来ていて
このまま並んでも入場規制に引っ掛かりそうだったし
ロットン見ないという選択肢はなかったんで諦めた。
(ロットン終わりにダメ元で行ってみたけど余裕で無理でした)

大演舞場のOPENINGではダイスケはんがカップ素麺を食べるくだりで
四星球(康雄、モリス、まさやん、U太)が出てきて
ガガガの開演ギリギリまでトークが繰り広げられ

ステージぞめきのOPENINGはダイスケはんが遅刻したため
花団のカズさんと康雄が出てきて
ダイスケはんが謎に紙コップを握りしめたまま遅れて登場
まさやん軍団のくだりでまさやん、モリス、U太が合流して
こちらもユタ州の開演ギリギリまでトークが繰り広げられた。

7.高橋 久美子(たかはし くみこ)

ステージぞめき

ステージぞめきの収容人数は142席+立ち見。
(※ぞめき…浮かれて、騒ぐ)
大演舞場(多目的ホール)の最大キャパが5,000人なので
たった3%の人が押し寄せるだけで入場規制がかかる計算。

くみこんのファストパスは落選したので
クリープハイプを早めに切り上げステージぞめきに向かってたら
ちょうどMCになり尾崎世界観が四星球との関係性や
康雄がクリープハイプのバンド名を
クリーピー(Creepy)と言い間違えた事をネタにして
京都大作戦の借りはチャラになったと笑いにしてた。

※京都大作戦の借り
京都大作戦2022のDay4に出演予定だったクリープハイプが
出演キャンセルとなり急遽、四星球が代打を務めた。
四星球はDay2にも出演していたが
こちらも実は当初出演予定だったback numberの代打だったらしい。

MCを聞き終わってステージぞめきに着くと
ファストパスの人が入場している途中で
ファストパス持ってない人たちの行列の最後尾に並び
なんとか入場することができた。

くみこんをライブで見るのは
チャットが完結したこなそんフェス2018以来やけど
東京に住んでるはずなのに
3人の時から相変わらず純度100%の阿波弁で
作家・作詞家として朗読しているからなのか
もともと持ってた素養なのか
声も噺し方もそっと寄り添ってくるような心地よさ。

おっちょこちょいな一面もそのままで
朗読する資料をまとめて持ってきてたけど
目当ての1枚が見つからずあたふたする姿も
失礼かもしれんけど可愛らしくみえた。

朗読は単にくみこんが読み上げるだけではなく
鉄琴を使って高音の反響を室内に響き渡せたり
声出しOKになったことを受けお客さんとハミングしたりと
一辺倒ではなく飽きさせない工夫が随所に見られた。
(↑事前に20年の詩を募集したりもしてた)

そして持ち時間が終わりに近づいた頃に
舞台袖でスタンバってた康雄を招き入れ
開口一発、お客さんが感じていたことを代弁する
「(鉄琴を使った朗読が)宗教みたいやったわ!」
同意するかのように客席から笑いが起こる。

最後に四星球のアルバム「SWEAT 17 BLUES」に収録されている
「交換日記倶楽部 feat.高橋久美子」を演ることに!

この曲?!の音源は
鉛筆で何か書いているような生活音から
唐突のくみこんの声で一気に胸の奥が熱くなり
まさしく交換日記の様に康雄と交互のやりとり。

※余談
エビ中に提供してセルフカバーとなる
同アルバムの「コミックガール」の歌詞の中で「落とした交換日記」は
この「交換日記倶楽部」と繋がってるそう。
(くみこんには事後報告とのこと)

二人の交換日記の世界観に浸ってる中
音源と同じく絶妙なタイミングでギターを奏でながらまさやん登場!
会場からはあふれんばかりの拍手の嵐。

このまま終われば感動で締めれたのに

康雄(朗読)「人生の3ページ目が青春の1ページか
青春”の”1ページではなく青春”は”1ページの間違いかも
めくることに臆病で1枚の中に僕らびっしょりだった」

みなさんお気づきだろうか
私はリアルタイムで聞いてて「ん?!んん?!」ってなり
くみこんも突然うしろを向き天を仰いで大笑いしてた。

原文(音源)「人生の3ページ目が青春の1ページか
青春”の”1ページではなく青春”は”1ページの間違いかも
めくることに臆病で1枚の中に僕らびっしりだった」

人生を一冊の本に例えてる流れの中で
青春の1ページに「びっしり」詰め込むはずが
「びっしょり」詰め込んでしまったのである、笑
(青春は汗かくものだから「びっしょり」あり説も浮上した)

とりあえず最後までやりきり康雄が真相を語り始める。
どうやらくみこんはパソコンが得意ではなく
康雄に朗読してもらうため「交換日記倶楽部」の歌詞を
自分で打って印刷したのだが、誤字が多すぎたらしい。
恐らく康雄が修正して朗読することもできたと思うけど
そこはコミックバンドの性(さが)、
笑いになると咄嗟に判断したに違いない。

くみこん、作家ならきちんと校正せなあかんで!笑

8.くもゆき

BRAHMANをギリギリまで見て
ステージぞめきに着くと行列が出来ていたけど
ファストパスを持ってたため優先入場で割と前の方に座れた。

あっこびんをライブで見るのも
チャットが完結したこなそんフェス2018以来やけど
こちらも相変わらずの喋り口調で
おおはた雄一さんにも強めに突っ込んでた、笑
(徳島で暮らしているためなのか肌もつやつや)

サポートドラムのHayato Beat(↑写真右端の人)は
DOPING PANDAのドラマーで
解散後チャットのマネージャーを経て
チャット完結後はOLUYOの副社長になり(あっこびんが社長)
今年ドーパンが活動再開するという紆余曲折あった人。

四星球の話では康雄とU太が同じ鳴教(鳴門教育大学)で
康雄にいたっては同じ食物ゼミで
13人中、教師にならなかったのが自分と康雄の2人だけと話した。
(実はあっこびんと康雄は誕生日も同じ1983年4月16日)

ちなみに↑動画で康雄と高橋優は初対面で
後にローカリズムに四星球がお呼ばれしたり(2週に渡り放送)
風とロック芋煮会等で親交を深めDay1の出演となった。

ライブは親子向けユニットということで
全員座ってゆるりと見ていたんだけど
私の位置からだと舞台袖の扉が見えてて
割と早い段階から康雄がステージを覗いてた。
(あっこびんは気付いてなかったみたい)

そして4曲目の「やっとやっとやっとさー」で
お客さん全員スタンドアップして阿波踊りしてる途中で
あっこびんの後ろに大男の影が!

あっこびんは気付いてなくて
「志村!うしろ!うしろ!」ばりに
「あっこびん!うしろ!うしろ!」と心の中で叫んでると
後ろを振り向いたあっこびんがガチでびっくりして悲鳴をあげる。

康雄の登場もあり予定していた曲をやれなかったみたいだったけど
最後に四星球の名曲「幸せならCLAP YOUR HANDS」を
おおはた雄一さんが即興で演奏しながらあっこびんが朗読。

ライブでは何回も聴いてるのに改めて朗読として聞くと
歌詞の深さが沁み込んでくる。

舞台袖に捌けた康雄も表情までは見えなかったけど
正座してうつむき加減で頷くように体を揺らし聞き入っていた。

8-1.くもゆきセトリ

01:I see you,You see me ~足湯のうた~
02:I ♡ パクチー ~パクチーなしじゃ生きられない!~
03:ザ・ギョーザ!
04:やっとやっとやっとさー
EX:幸せならCLAP YOUR HANDS(四星球の名曲を朗読)
※EX…エクストラ

9.四星球(すーしんちゅう)

妄想タイムテーブル

四星球がフェスをやるということで絶対おもろいフェスになるやろと
無条件でアーティスト発表前の先行チケットをGETしてました。

※徳島ジッターバグとは
ジッターバグ(JITTER BUG)は旧ライブハウスで
現在はclub GRINDHOUSE(グラインドハウス)と名前を変え
徳島のライブシーンをけん引しています。
グラインドハウスのこけら落としはチャットモンチーで
チャットファンだった私はこけら落としと知らずに参戦してたりしました。

そしてアーティストが発表され、
ちょっと豪華過ぎへん?!おもてたんとちゃう!!
(お~も~てたんと、ちゃう♪)

私が想像していたのは(↑妄想タイテ)
四星球が8時間超えのワンマンをやったり
四星球界隈の友達バンド(=四星球ファンが見たいバンド)
を呼んでわちゃわちゃ”ぞめく”事でしたが…

とか、言うてましたけども(言うてますけども)
なんやかんやで全力で楽しむ気マンマンでした!

※もやもやしてる件(四星球に限らず)
当日のライブのツイートに次回のライブ予定を告知するのは
なんかもやもやする。
この日のライブが良かったと思ったら
次のライブに来てねという宣伝効果があるのは分かるけど
当日の余韻も冷めやらぬ内に次回の告知されてもだし
全国ツアーとかだと徳島公演が終わった直後に
明日は香川公演!とか言われたら、切り替え早っ!と思てまう。
私だけなのかな~
次のライブ予定は分けてツイートすればええやん。

話を戻して、
Dragon Ashが観客の心を揺さぶるエモーショナルなライブを終え
四星球がモンバス2014で大トリを務めた時は
同じくDragon Ash終わりで
「四星球観ないでたくさんの、お客さんが帰ったよー」と
「クラーク博士と僕」の歌詞を自虐的に替え歌にしてたけど
今日、帰る人はほとんど居ない。

四星球はお客さんを待たすのが忍びないから
サウンドチェックが終わってもバックヤードに戻らず
そのまま本番に突入することがあるんだけど(サヌキロックの大トリとか)
今日もこのまま本番やる雰囲気を出していたのに
康雄が何やら理由を付けて舞台袖に捌けて行った(答えはすぐ分かる)

いよいよ本番!
SEと共に左右の巨大スクリーンに映像が流れる!
だがしかし、
どこかで聞いたことのあるような民族音楽…
どこかで見たような水墨画のような映像美…

ステージにスポットライトが当たり
TOSHI-LOW「BRAHMAN始めます!」
ブラフマンの4人がスタンバってるwww
しかもドラマーが好き好きロンちゃんwww

すぐさま四星球が出てきて
康雄が「BRAHMAN始めるな!(うろ覚え)」と突っ込み
モリス(うろ覚え)がロンちゃんのツインテールを鷲掴みにして
「お前BRAHMANやったんか!(うろ覚え)」
と大爆笑の渦で掴みはOK!

MCはうろ覚えで書くと
康雄が伝えたかったニュアンスと異なる可能性があるので割愛する。
(後日、公式のライブレポートで見れると思います)

セトリは定番曲ばかりだったので初見の人でも楽しめたはず。
個人的にはバラード演るなら「君はオバさんにならない」より
「フューちゃん」が聴きたかったな。

そして2回目のウマウィズ(UMA WITH A MISSION)で事件は起きる。

※ウマウィズ(UMA WITH A MISSION)とは
タイトルはマンウィズ(MAN WITH A MISSION)のもじりですが
マンウィズの要素は1mmもありません。
康雄が生まれたての子馬に扮し、初めて立ち上がる瞬間を
まさやんが音頭を取り、お客さんと一緒に応援して
1度目立ち上がれず、2度目惜しくも立ち上がれず
3度目ヒッヒ~ン!の鳴き声共に立ち上がる曲?!です、笑

普通に2回目を始めたんで
私を含め、お客さんも「またやるの?!」と思ってたはず
1回目と違ったのはライブで声出しOKになったことを受け
康雄がべニア板の神輿で担がれながらフロアを一周する間に
「がんばれー」と声援をもらったことくらいだったが…

子馬が無事立ち上がった後に
ステージにたくさんの人がなだれ込んで来て
よく見るとまさやんの小道具を被った今日の出演者たち!!!
(尾崎世界観だけは仕事の都合で帰ったらしい)

TOSHI-LOWがマイメロを被ってマイメ-LOWとかwww(↑写真右側)

そんな超絶カオスな空間の中
とばっちりを受けたKjが生まれたての子馬をやることに!

ドンキで売ってそうな馬のマスクを被らされ(↑こんなやつね)
ステージにうつ伏せに倒れ込むKj
まさやんの音頭で立ち上がろうとするKj
巨大スクリーンに映るKj
小刻みに震え迫真の演技をするKj

ヒッヒ~ン!

あーおもろ。

最後は今度いつアスティとくしまでライブやれるか分からんと
まさやんがローションを被ると言い出し
U太とモリスが巻き添えになり
最後は康雄もローションまみれになり
四星球の4人が舞台袖に捌けてるのを
追いかけるようにダイスケはんが登場し
躓いてローションのプールにダイヴ!

ドリフのコントようにコミックバンドのフェスは幕を閉じた。

9-1.四星球セトリ

SC:ギンヤンマ
01:UMA WITH A MISSION
02:トップ・オブ・ザ・ワースト
03:鋼鉄の段ボーラーまさゆき
04:クラーク博士と僕
05:ライブハウス音頭
06:君はオバさんにならない
07:世明け or 夜明け
08:Mr.Cosmo
09:薬草
10:UMA WITH A MISSION
EX:ローション
※SC…サウンドチェック
※EX…エクストラ

10.余談

終演後、毎回駐車場から出るのに時間がかかるんだけど
案の定、今回もなかなか車列に入れず待ってた時に
ジェスチャーで車列に入ってもいい?と尋ねて
即座に理解してくれて車列に入れてくれたやさしいお姉さん
ありがとうございました!

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