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やる側を経験しないと分からないことだけど、やらなくても想像力は働かせたいこと

今回は反面教師にしたい話を。
実際、自分自身もできていない時があるので、自戒の念も込めて。

大学教員の仕事をしていると、〆切を設定して学生たちからの提出物を受け取ったり、何かしらの出欠確認をしたりする機会は多く、それをもとに各種調整をしたり、作業したりする機会も多い。

一般的な話だと飲み会の幹事をして、出欠をとり、人数にあわせて店を選んで予約するようなケースとかも同じ。

そんな時、できるだけ心がけたいのは、すぐに反応すること。
まとめる側としては、できるだけ早く出揃った方が色々と準備が進めやすいから。そうじゃないにしても、最低限〆切は守る必要がある。
そういう取りまとめ役をしたことがある人なら、ほぼ確実に経験したことがあると思う。
〆切ギリギリまで出揃わずにヤキモキしたこと、〆切を守らない人がいて困ったこと、そのために、本来ならやらなくていいことまでプラスαでやらなければならなくなったことなど。

だからこそ、自分が逆の立場になった場合は、取りまとめ役の人のことも考えて、そこに迷惑がかからないよう早めのリアクションを心がけるものだと思う。

もし、それが分かっていない場合は、そういう迷惑がかかっているということを自覚する必要があるし、そういう経験をしたことがない場合でも、相手の立場になって考えるという想像力を働かせたいところ。

具体的には、1人によって取りまとめられる100人の集団の1人である場合、自分からみた取りまとめ役との関係は1対1だけど、取りまとめ役である相手から見たら1対100なんだっていうことをちゃんと認識する必要があるってこと。それができれば、自分1人くらいならいいだろう、みたいなことにはならないと思う。

こういう類のことって、日常生活の色んなシーンにあてはまると思う。
そういう捉え方ができるか、そこから想像力を働かせることができるか、それをもとに行動に移せるかどうか、そういうサイクルを積み重ねることができるか、っていうのが大切だと思う。

それがクリエイティビティの源泉にもなると思う。

ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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