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変更に対する反応って意外と大切 〜何気ない一瞬の表情はその人の姿勢を表す氷山の一角かも⁈〜

時々残念に思う瞬間がある。
それが、予定の変更を告げた際の反応だ。
楽しみにしていたイベントを中止するとか、そういった類の話ではなく、皆で企画等の準備を進めているプロセスでの話。

その一瞬の表情がその人の内面を映し出す

大抵は、そのことを告げた瞬間の表情にでる。
「え〜」とか「ちっ」とか「あ〜」とか、そんな感じのやつ。
それを見た瞬間に少しげんなりする。
そして、なぜか必要以上に気を遣ってしまう。
僕の場合。

相手に対して、毎回そういう反応ばかりしていると、あーそういう人なんだって印象が定着し、次第に色々と任されにくくなっていくと思う。
それって自らを機会損失のループに向かわせることに他ならないので、僕自身、反面教師という意味でも気をつけたいと思っている。

一方、一瞬たりとも嫌な表情をみせず、「何でもござれ」くらいの感じで、さっと引き受けてくれたりすると、好印象だし、すごく心強い。そして、そういう相手とはストレスなく色々一緒にやれる気がする。
おそらく、そういうタイプの人には、色々な話が舞い込むことになり、チャンスに遭遇する機会が増えていくんだと思う。

なので、やっぱり後者のようなタイプでありたいと思う。
今回の記事は、ここまでで良かったんだけど、ちょっと触れておきたいなと思ったので、書き足してみた。

反応の原因別に対処方法を考えてみた

<考え方の大前提>
そもそも、世の中で何かを進めるとき、ものごとが従来の計画通りに進むことなんて、ほぼあり得ないわけだから、状況に応じて臨機応変に対応しながら進めていくのは当たり前のことだと思っている。
正解のないことに挑んでるっていう認識がある場合は、なおさら。

にも関わらず、上述のように、変更に対してネガティブな反応をしたり、拒否反応を起こす人もよく見かける。その原因としてどんなことが考えられるか、これまでの経験から数パターン想像しつつ、対処方法についても考えてみることに。正しいかどうかはわからないけど、結構頷けるのではないかと思うw

<柔軟性に欠けるパターン>
このパターンは、思考が常に自分の思考の範疇に限定されており、その範囲を超えるようなことを受け入れることが苦手な人が陥りがち。
だから、変更を告げられた瞬間に困惑の表情をみせることになる。
なので、こういうメンバーには、変更があるのは当たり前っていう前提を理解してもらう必要がある。そして、慣れてもらうのが一番なのかな。

あと、自分の考えたことが全てとか、それが完璧とか考えがちな人も陥りがちで、ちょっと不満げな表情をみせることがよくある。
この場合は、よく親父さんから「お前の100は世の中の20じゃ!」って言われていたっていうゼミ生のエピソードを伝えたいところw

<やらされ仕事パターン>
このパターンはそのまままなんだけど、常に受け身っていうタイプの人が多い気がする。だから、変更を告げられた瞬間に、ちょっと面倒くさそうな表情を浮かべがち。
この場合は、本人の意識が変わらないとなかなか厳しいと思う。
何かするとすれば、最初のタイミングで目的の共有をしっかりしておき、ものごとを進めるプロセスの随所において、そこに立ち返るような投げかけをする。それで少しは改善されることもある。もしくは、その変更についての意味づけをしっかりしてあげることも納得感につながるから有効。

<自分のペースにこだわりすぎるパターン>
このパターンも読んだまんまなんだけど、時々遭遇する。これは仕事等に対するスピード感の違いも影響していると思う。だから、突然言われても困るっていう感じの表情になる。
この場合は、世の中は自分のペースで動いていないってことを理解してもらうところからかな。あとは、変更の可能性がでてきた時点で伝えておくとか。

<単にガッカリするパターン>
このパターンは、生真面目なタイプの人が多い気がする。なので、せっかく準備したのに。。。っていう残念そうな表情を見せる。
この場合は、理由などをちゃんと丁寧に説明すれば理解してもらえることが多い気がする。

とまあ、こんな感じで僕は対応するのかなぁって考えたんだけど、本当はそんな対応をする必要がない相手であって欲しいし、大前提に書いたことを理解しておいて欲しいところ。

表題のとおり、何気ない一瞬の表情はその人の姿勢を表す氷山の一角のようなものなので、そのことは日常的に意識しておいた方がいいと思う。

ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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