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聖火安置の実践的な3つの心掛け

 俺の家に聖火が一時的に安置されることになって半年が過ぎた。

 この記事を書いてから2年経ちます。あれから情勢が変わり、開始時200人いた聖火安置家(アンチニストという言い方は反対です)は、ついに私だけとなってしまいました。オリンピック開催が連続延期になっている中、聖火リレーを執り行えるか危惧しています。
 そこで、こちらで有志の方を募って再度聖火の分譲を考えています。それに伴い2年半の間、安置する中で編み出した誰でもできる安置の仕方について書いておこうと思います。
 受け取ったその日からできるものもあります。ぜひ試してみてください。

水辺に置かない

 私が安置家を始めたとき、行政から配布されたランタンの性能を過信しすぎる人が続出しました。ランタンは安置に非常に有用ですが、お風呂場での使用は想定されていません。ランタンに入れておけば、そのまま洗浄できるというのも嘘です。気をつけてください。

聖火→日常に

 多くの人がなぜ聖火の安置に失敗してしまうかというと、聖火を聖火として見てしまうからです。まずは日常に溶けませることから始めましょう。私は安置を始めたときに、モンベルで同型のランタンを何個か買っておきました。一つだけだと、どうしても聖火を保持している気持ちになってしまいます。生活サイクルから聖火の2文字を消すことから始めましょう。

時には楽しみを

 聖火を安置する行為は、知らぬ間にストレスを募らせます。中野の安置家焼身自殺はまだ記憶に新しいでしょう。このような事件を再発しないために個々の息抜きに聖火を用いる必要があります。
 聖火を用いた息抜きを幾つか実践してきましたが、一番は誕生日の蝋燭を聖火でつけることでした。特別な日に特別な火、ではありませんが安置を続けた自分を労うのにも一役買ってくれていると思います。

おわりに

 扱うのは火なのでくれぐれも気をつけてください。これから聖火と暮らす人に届きますように。

おわり(796文字)


これはなんですか?




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