名作映画と現実世界
こんにちは、名刀です。
無事に今日も朝を迎えられました。
突然なのですが、「レディ・プレイヤー1」っていう映画、皆さんは知っていますか?
自分はね、あの映画凄く大好きなんですよ。
で、「それがどーした?」って話なんですけども、なんかどんどんと、現実世界があの映画の中の世界に近付いていく気がしてならないんです。
とりあえず、どんな映画かわからないよ!っていう方々のために、あらすじを話します(自分が書いているのでわかりづらかったらごめんなさい🙏)。
舞台は2045年の荒廃した世界。人々はもう問題解決を諦め、政府も機能を果たしていない。そんな中で、人々が熱中していたのは、VRゴーグルの先にある世界「OASIS(オアシス)」。自分が好きな姿・性別・名前になれるこの世界で、たくさんの人間が長い時間を過ごしていた。しかし、ある日のこと。オアシスの創設者であり、大企業「グレガリアスゲーム社」のCEO、そして世界有数の大富豪でもある「ジェームズ・ハリデー」が死亡。そんなハリデーが生前に撮影していた遺言ビデオの中で彼は、「ゲーム内に隠された3つの鍵を見つけ、『イースター・エッグ』を発見したプレイヤーに、オアシスの運営権とハリデーの総資産を譲渡する」というとんでもない宣言をする。オアシスのプレイヤー、「ウェイド・ワッツ(パーシヴァル)」とその仲間たちは、無事イースター・エッグを見つけ出せるのか…。
というのが、大まかなあらすじです。で、なんと言ってもこの映画、有名な映画・アニメ・音楽とかのクロスオーバーが凄いんです(特に80年代)。代表的なのをあげるとすれば、バック・トゥ・ザ・フューチャー、AKIRA、キングコング、アイアン・ジャイアント、メカゴジラ、そして機動戦士ガンダムとかですね。
で、良く見ないとわからないのは、2001年宇宙の旅、サンリオ、ファイヤーフライ宇宙大戦争、マッドマックス、エイリアンとかかな?
まぁ、トークはここまでにしておいて。本題に戻りたいと思います。注目して欲しいのは、あらすじの一部分、「人々は問題解決を諦めた」というところ。これ、この先の世界に通ずると思いませんか?
当然、自分たちが住む現実世界では、AIが発展していくと人間がやっていた仕事はどんどん数が減っていきます。そうすると、恐らくですが何もしない人が増えるでしょう。
で、この「何もしない」という表現は正しいのでしょうか。自分は違うと思うんです。個人的には、「何もしない」ではなく、「何もできない」の方がしっくり来ると感じました。
では、映画のあらすじに戻ります。映画内の人々が問題解決を諦めたのは、現実世界のように必ずしもAIの影響という訳ではありません。気候変動や、政治が機能しないことが影響しています。
しかし、です。何の影響であろうと、「問題解決を諦めた」ということは、何もできないところまで来てしまったということになります。何故ならば、まだ何かできるなら、問題解決をしてしまった方がマシだからです。しかし、何もできないなら話は変わってきます。大人数が、ましてや世界が「何もできない」となってしまったら、よっぽどの人間で無い限り、みんな諦めてしまうハズです。
だからこそ、レディ・プレイヤー1と現実世界は、これから少しづつ似通って行くのでは?と思ったのです。
・AIによって、人々は仕事を失い、他の仕事
もAIがやってくれるから、何もしなくな
る。
・気候変動、政治が機能を果たさないこと
で、人々は問題解決を諦める。
どうでしょうか。この2つはどこか「何かが影響して、何もしなくなる」という点で似通っているように見えませんか?まぁ、あくまで自分の観点ですが(笑)
しかし、自分はこの未来が必ずしもデメリットばかりとは思いません。確かに、仕事や生き甲斐を無くしてしまう人は凄く多くなると思います。ですが、同時に選択肢や可能性が増えるのも確かです。例えば、AIを使ったことによる宇宙開発の促進や、レディ・プレイヤー1のオアシスのような大規模なVR世界など。希望が無くなった訳では無いと思います。なんなら、完全にこんな未来を迎えるとは限りません!!
さて、少し自分自身でも扱うのが難しく、センシティブな話題だった気がします。しかし、レディ・プレイヤー1は本当に面白いので、是非とも鑑賞してみてくださいm(_ _)m
ありがとうございました。
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