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「白」の刀展示ケース(特注仕様)
部屋が白基調なのでなるべくそれに合わせたいとの事で、特注としてご依頼頂き現在「卓上刀箱2.0」の白色の製作を進めています。
白は初めての試みになるのでまずは塗装色の確認から。
光沢のある白艶でトライしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1690940626350-dFB9UTB5ao.jpg?width=1200)
艶無(マット)と比較すると艶有の方が漆器のような高級感が出るのと、マットだと万が一汚れが付いてしまった際に汚れを落とす事が困難なのでやめました。
尚、黒の展示ケースの方はマットを少し入れて仕上げています。
黒の場合は艶有にすると今度は指紋が目立ってしまうので少しマットを入れる事で指紋を目立ちにくくしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1690943460743-30aVeY2ffW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1690950228277-k1L97oZnQH.png?width=1200)
刀掛けも外装と同じ白に統一。
刀受けのスポンジも白にする予定です。
![](https://assets.st-note.com/img/1690943475077-Y7hrVt52Xr.jpg?width=1200)
ライトも白で合わせます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690949687681-N763udgwVu.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1690949669179-67a7pli0FA.jpg?width=1200)
想像していたよりもかなり良い仕上がりになりそうな気がしています。
という事で初めての試みでご依頼から2ヶ月以上頂いてしまっておりますが、何とかここまで仕上がりました。
後は壁紙と台座にベロアを貼り、ドアを付けて完成です!
![](https://assets.st-note.com/img/1690949378994-0kc3OQUIkr.jpg?width=1200)
因みに私が制作している刀展示ケースは全て粉状の塗料をスプレーした後に釜で焼き付けて定着させています。
これにより塗膜が分厚く高い強度と耐久性を持ち、ケース自体の防錆性、耐食性、耐候性、耐薬品性などの性能にも優れています。
分かり易く言えば、塗装が剥がれづらく丈夫、という感じでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1690950466768-hnvdhFBskH.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1690950522736-giIWIiIy4M.jpg?width=1200)
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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑
![](https://assets.st-note.com/img/1690943365463-a74kRE7WSE.jpg)
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