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異風な刀掛けを手に入れました②

前回に引き続き、今回はこの刀掛けが入っていた箱についてです。
①は以下をご覧ください。

刀掛けを探しに刀屋さんへ行っても、箱に入って残っている物が非常に多い印象を受けます。
例えば以下の刀掛けにも全て箱が付帯しています。
時代は様々なれど、それを入れる木箱というのもセットで大事にされているのですね。


この刀掛けも年季の入った箱と共に伝わっており、箱には本阿弥光悦作である事と、江戸初期の茶人である金森宗和所持である事が書かれています。

「金森宗和画像 俊叟賛」 東京大学史料編纂所所蔵模写(部分)

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