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ミニ刀とミニ展示ケースが、大刀剣市でどうなるかの話

以前投稿したミニ刀とミニ展示ケースについての話です。
ミニ刀は日本刀剣さんにあるもので、明治頃に大名家や大蒐集家のご用達であった刀剣商「網屋」のコーディネートした拵の付いた、清磨の流れを汲む刀工の作です。


こちらのミニ刀ですが、大刀剣市にも持ってきて頂けるとの事で、もしかするとケースと共に展示販売されるかもしれません。
ただミニ刀のパーツが小さく部品点数が多い事から盗難などの恐れもあり、常時展示されるかは前日の会場設営の時様子を見てみないと決まらないと思います。
その為現時点で表に出るかは分かりませんが、いずれにしてもミニ刀も会場には持ってきて頂ける予定ですので、ご覧になりたい方は日本刀剣さんのブースで申し出て頂ければケースと共に見れるようにはなると考えています。

因みに、このミニ刀、ケースとセットでの問い合わせも結構来ているようで私としても嬉しい限りです。
以前Xにも投稿しましたが、個人的にもこのミニ刀かなり気に入っているので、もし大刀剣市終わって売れ残っている事があれば私が買います。笑
デスクに置くのも丁度良いサイズなんです。

欲しいなら今買えばいいじゃないかという意見も頂きそうですが、私は刀を買う時は縁も大事にしたいのです。
正直ミニ刀そのものが市場にあまりないですし、これを逃すと次いつ出て来るかも分からない中で出来れば今買ってしまいたい気持ちも強くあるのですが。。

本当に縁のあるものであればこれだけ多くの方に認知されても手元に来ますし、来ない物はどう頑張っても逃げるようにして手元に来ない時があります。
なので今回も縁があるか個人的にも楽しみです。
もし売れてしまって手元に来なくても、それはそれでその運命を受け入れます。

尚、大刀剣市当日までにもしミニ刀が売れてしまった場合はミニ刀は展示出来ないので、その場合はまたご連絡しますが、実は布川氏が3Dプリンタで作って下さった刀もあります。
というのももともと構造確認用で作られたミニケースですので。

ミニ刀がもし展示出来ない場合はこれを代わりに展示しても良いかなぁと思って見たり。

そんな事を考えていると「小刀」など飾って見ようかなという気分になったので飾って見ました。
サイズ感的にもちょうど合いそうです。

刃文も結構見えます。

受けの重心位置のバランスなどの問題はありますが、結構良さそうです。

という事で、ミニ刀とミニケースが大刀剣市でどういう形で出るかが告知できるのは大刀剣市前日の11/17だと思います。
もう暫く続報お待ち頂ければと思います。

尚このミニケースはあくまで構造確認用で製作された物であり、実寸サイズの刀展示ケース「EDGE」がこの通りの物になるかは分かりません。
本物は年明けから設計を始める予定です。
こちらも是非お楽しみにされてください!

刀展示ケースEDGE 展示イメージ図


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それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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