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愛刀を綺麗に撮影する方法(スマホ編)

以前美術館に飾ってある刀を綺麗に撮影する方法について書きました。

今回は自宅で愛刀を美しく撮る為の具体的な方法です。
自分の2年間の試行錯誤の結果を詰めこんだので、恐らく愛刀の撮影方法については日本で一番詳しく書いた自負があります。

自宅で刀を撮影する場合は美術館と違い制限が何もありません。
好きな角度から刀を撮影出来ますし、いくら刀に近づいても構いません。
ライトの種類も光の当て方も自分で好きなように調整出来ます。
しかし美術館のようにあらかじめ刀身に上手く光が当たっているわけではないので、自由度が高い分撮影が逆に難しいと感じられる方も多いと思います。
今回は私が撮影している方法について使用しているライトや光を当てる位置、角度、光の強さ、撮影環境まで具体的に書きました。
勿論道具から何まで完全に真似れば以下と同じような写真は撮れるのですが、こういった事をいくつか知識として持っておけば道具を真似なくても自分なりに上手く撮れるようになるはずです。
なのでこれを使え!とやり方を押し付けるのではなく、自分で応用が利くように書いたつもりです。

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(↑現代刀 金田國真作)

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(↑古刀 鎌倉時代 綾小路)

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(↑新々刀 水心子正秀)

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(↑古刀 鎌倉時代 相州行光)

ちなみに綺麗な愛刀の写真をスマホの待ち受けにするとスマホの電源を入れる度に愛刀を最高のコンディションで見えるのでテンションが凄く上がります。笑
SNSなどで愛刀の魅力を伝える時にも役に立つと思いますので、是非トライしてみてくださいね~^^
という事で以下から具体的な方法の説明になります。

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①綺麗な刀の写真の定義

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